観た日 | 2007/04/22 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 錦糸町オリナス |
原題 | Hannibal Rising |
監督 | ピーター・ウェーバー |
トマス・ハリスのレクターのシリーズの映画化4作目作品。
ハンニバル・レクターがいかにあの
人食いレクターの人格を形成したのかという
ハンニバルの若い頃を描いた、
時系列としてはシリーズの一番最初に位置する猟奇サスペンス。
ハンニバル・レクターといえばもう絶対にアンソニー・ホプキンズなんですが
若いときの話なので違う俳優が演じているのは仕方ない。
フランスの俳優、ジャスパー・ウリエルが演じていました。
整った顔で、表情がほとんど無いのに
片靨だけで薄ら笑いを浮かべているのがわかる気味の悪さは
アンソニー・ホプキンズのハンニバルの知性的な狂気のイメージとは違いますが
寒々しくてよかったです。
シリーズもので、しかも1作目がとても評判のいいサスペンスということで
下手に期待しすぎるということをしなければ、
普通に猟奇サスペンスとして面白いと思います。
でもシリーズもののひとつとしてはちょっと前の作品に繋がってない気がします。