観た日 | 2007/04/22 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 錦糸町オリナス |
原題 | The Queen(女王) |
監督 | スティーブン・フリアーズ |
ダイアナ元皇太子妃が事故死したときの
エリザベス女王と王室の内幕と
ブレア首相の対応を描いた政治ドラマ。
ダイアナ元皇太子妃が亡くなったのは1997年だから
この映画の登場人物はほとんどまだ存命なわけで
しかも主役はイギリス女王だったりするので
まずはそんな映画を「今」作ってしまうこと自体がすごいと思った。
クィーンは実は本物なんじゃないかというほどそっくり。
アカデミー主演女優賞受賞も納得がいくかな。
感情をあまり表に出す役ではないんですが
視線を使った演技がすごく上手いです。
ブレア首相とは実際に映画の中で2回しか会ってないんですが
電話だけで話がすすんでいくのも面白いかな。
電話取る場所毎回違うし。
ドキュメンタリーに近い感じで
娯楽作品ではありませんが、
イギリス王室やダイアナ元皇太子妃にちょっとでも興味のある人は
楽しめるのではないでしょうか。