観た日 | 2007/09/01 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ |
原題 | SICKO(患者) |
監督 | マイケル・ムーア |
マイケル・ムーア監督がアメリカの医療問題に焦点を当てて作った
ドキュメンタリー映画。
医療関係者は絶対に見てくださいなんて宣伝を打ってます。
医療関係者とか言ってもアメリカの医療保険の問題なので
日本の医療関係者が観てもそんなに有益とは思いませんが
興味深い内容であることは確かだと思います。
アメリカで医者にかかると高くつく。
そんなことを前に旅行したときにどこかで調べたか聞いたような記憶がありました。
実際アメリカで医者にかかったときはけっこう高かったと思います。
全額保険で支払ったけど。
そんな高い医療費をカバーするはずの保険会社は
なんとか費用を払わずに済ませようと
請求があったクライアントの既存症や書類の不備などを調べ上げ
請求を却下しようと躍起になってます。
はっきり言って粗捜しだし言いがかりです。
保険はアメリカでは救済措置ではなくビジネス色の強いものらしい。
フランスとイギリスも例に挙がってました。
医療費がかからない国。
医療費がかからない分何かの税金が高いに違いないんだけど
そこは都合よく描かれず。
医療だけに焦点を当ててみればアメリカから見れば天国。
いろいろ信じがたい事例が見られて興味深い映画だと思います。
大画面の迫力とかいう類のものではないので
DVDが出たらちょっと観てみると面白いのではないでしょうか。