女帝 −エンペラー−
観た日 2007/06/13
観た場所 TOHO CINEMAS 錦糸町オリナス
原題 THE BANQUET
監督 馮小剛(フォン・シャオガン)

女帝はエンプレスだ。
邦題つけてる人、バカなんじゃないかと思います。
わかりやすいように、なんてことだったら
日本人の英語力をバカにしてます。

中国の歴史劇。
ジャンル的にはわりと好きなので観たけどあまり面白くなかった。
途中で寝そうになった。
おかげで字幕を何度か読み損なってしまった。
英語の映画なら字幕読み損なっても耳から入ってきてるんだけど
中国語じゃ字幕読まないとわからんわ。
ほんと退屈でした。

あんまりワイヤーアクション多用されてもなぁ。
人間は水平に飛んだり、
助走をつけずに穴に埋まった状態から垂直に身長の何倍も飛び上がったりもしない。
格闘ゲームじゃねぇっつうの。
この手のワイヤーアクションはそんなにたくさん観てるわけではないのに
たいがい飽きてきますね。
アクション映画ならそれでもまだいいけど
この映画ってちょっとテーマが違う気がする。
もっと宮廷の中の人間模様とか駆け引きとか観たかったのになぁ。
ドラマ的にものすごく中途半端。
何が見せたいのかよくわかりません。

視覚的には、建物の壮大さとか衣装の豪華さとかよく魅せててなかなかよかった。
こっちをもっと見せてほしかった。
赤って着る人が着ると豪華だね。

チャン・ツィイーが好きな人はいいんじゃないでしょうか。
話はかなりたいくつで終わり方も実に微妙ですけど。


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