観た日 | 2007/06/24 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ |
原題 | ZODIAC(ゾディアック) |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
未解決事件を題材にしたサスペンス。
サスペンス好きとしては観てみたい作品だったけど
監督が好きじゃなくて観るのを迷っていた映画。
感想を書いているからには結局観たわけだけど。
実際の事件が題材だったせいか、
この監督のほかの作品とは違っていたので
いつもの「開始15分で席を立ちたくなる衝動」に駆られることもなく
「やっぱり観るんじゃなかった」という後悔に駆られることもなく
とりあえず最後まで観られた。けど、長かった。
しかも未解決事件なんだから映画でも解決するわけがないんだよ。
すっきり終わらないのは最初からわかっていた。
案の定、不完全燃焼意味不明なまま終わる。
主人公に感情移入しにくかったのが最大の難点でした。
普通のサスペンスなら主人公に感情移入して、
犯人は誰だろうとかどうやってつかまえてやるんだろうとか考えながら観れば
面白いはずなのに、主人公が独り善がりで最悪だったし
ほかの登場人物も自己中でとても同調できなかった。
よって長いだけ。寝そうになった。
いつもよりはマシだったけど、もうこの監督の作品は観るまい。
と毎回思うけどジャンル、出演俳優のどっちかに釣られて毎回観てしまうんだよな・・・。