観た日 | 2008/01/04 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 錦糸町オリナス |
原題 | - |
監督 | 山崎貴 |
主役がね、嫌いなんですよ。俳優が。
なんかもともと生理的に受け付けないものが
さらに役作りで汚らしい身なりになってるし
身なりだけじゃなくて性格とかしゃべりかたも
ものすごく受け付けないタイプ。
なので観るのを迷っていたんですが
ヒマだったしタダだったので結局観てきた。
ほかに観てない洋画がもうやってなかったからなんだけど。
結論。面白くなかった。
一番の問題点は前作を観ないとわけがわからないことでしょう。
なんであの頼り無さげな貧乏小説家もどきのとこに
どうみてもヤツの子供ではなさそうな子供が居て
どうしてその子供は小説家もどきを慕っているのかとか
えらそうな社長はそのガキとどういう関係なのかとか。
最後まで観てもわかりませんでしたが。
前作を観ていない人には不親切なつくりです。
所詮「続」なんですね。
私はロード・オブ・ザ・リングとかスターウォーズみたいに
もともと長い話を○部作として作っている場合を除いては
映画はいくら続きものであってもそれ単独で観ても
ある程度はわかるつくりになっているべきだと考えている人なので
この映画は却下でした。
しかもだらだらだらだらあざとい演出。
ここで泣きましょうと言っているかのようなおしつけがましい無理やりな感動要求シーン。
もういいから早く終われよ。みたいな。
想像に任せてくれればいい部分までキャラクターが喋っちゃって興ざめ。
小雪が戻ってきたところで終わればいいじゃん。
前の列のガキが途中で飽きたらしくうるさかったけど飽きるの理解できるわ。
クライマックスがない。
中途半端なクライマックスが長すぎる。
話には緩急つけてくれないと飽きるんだよ。
ただ映画館で騒ぐのはどうかと思いますがね。
騒いだガキが悪いのではなく鑑賞に堪えられない年齢のガキを連れてきた馬鹿親の責任。
ちゃんとガキの年と忍耐力と映画の内容と長さを考えて連れて来いっていうの。
アクション映画ならまだしも2時間超のドラマ映画に
どうみても小学校低学年かそれ以下のガキが耐えられるわけないだろう。
逸れてしまった。
騒いでた馬鹿はほっとくとしてもこの映画が飽きる内容であったことは間違いない。
これだから邦画を観る気にならないのだ。
当時をリアルに生きていた人たちだけが懐かしさを感じる映画ってとこですかね。
今年こそは「邦画もいいかもしれない」と思う作品に
めぐりあってみたいものです。