ノーカントリー
観た日 2008/03/15
観た場所 TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ
原題 NO COUNTRY FOR OLD MEN
監督 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン

ちょっと暗くて殺人シーンも容赦ない犯罪ドラマ映画。
NO COUNTRY FOR OLD MENを「ノーカントリー」にしたのはどこの大馬鹿?
ちゃんと観てつけてんの?
そもそも英語わかってんの?
このタイトルでは意味が全然わからないじゃないか。
昔はどうあれ時代は変わっていき、老いていく者たちに今もう居場所は無い。
そんな話。

トラブルが起こったと思われる麻薬取引現場跡、
みんな撃ち合いで死んでしまい、取引用の金が残されてる。
それを偶然発見した男が猫糞してしまうんだけど
不用意なことをするから見つかって追いかけられる羽目に。
その拾った男、追いかける男、そしてその事件を追いかける保安官の
三人を描いたドラマ映画です。

追いかけてくる男が異常。
殺し方も異常だし、殺しのスイッチの入り方も異常。
いつ目の前の人物を殺すかわからない。
こいつ絶対殺される。と思うとそのまま行っちゃうし
何も身構えてないところでいきなり殺しちゃうし。
なのでこいつのおかげで緊張感が絶えない。

大金を猫糞した男のバカさ加減には飽きれる。 絶対もっと上手く逃げ切れると思う。
こいつがもっと上手く逃げてくれれば
もうすこし面白いサスペンスにもなったんじゃないかと思うけど
そうじゃないので追いかけてくる男の印象が強くなりすぎの
バイオレンスものになってる。

見ごたえはあるけど疲れるので二度観たいとは思わない。
ドラマ好きな人はどうぞ。


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