観た日 | 2009/02/21、2009/03/20 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ |
原題 | CHANGELING |
監督 | クリント・イーストウッド |
今年観た中でとりあえずベスト。
まだ2月とか言わない。
2月でもすでに19本は観てるんだから。
仕事から帰ったら居なくなっていた子供。
警察に届けたら5ヵ月後
見つかったといって帰ってきたのは別な子供。
実話を基にしたドラマ映画。
警察は行方不明者を見つけられないという批判を避けるため
5ヶ月も経って成長したから変わったように見える
子供が居ないほうが気楽だったのに帰ってきたから
育てる責任を逃れようとして違う子だと言っているのではと母親を非難。
でも身長が縮んでたり歯の治療跡が違ったりで明らかに違う子。
彼女の本当の子供はどこに?
帰ってきた子はなぜ自分が彼女の子だと言うのか。
というミステリー&サスペンス要素。
そして、強引に事件を解決したことにしようとしたり
都合の悪いことを葬り去ろうとする腐敗した警察や
その警察の悪事を暴こうとする人たちを描いたドラマ要素。
それらが落ち着いた、雰囲気によくあった音楽をバックに
上手い俳優さんたちの演技で展開するので
長尺の映画ですが最後まで飽きさせません。
しかもこれは実話で、ハッピーエンドにならないことは周知なのに
希望を残した終わり方をするのはひじょうに好感が持てました。
強くお勧めです。