ベンジャミン・バトン 数奇な人生
観た日 2009/02/08
観た場所 TOHO CINEMAS 錦糸町オリナス
原題 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
監督 デヴィッド・フィンチャー

80歳の姿で生まれ年を経るごとに若返っていく
変わった(ありえない)体質の男の話。

歳の取り方が人と違うため、
関わった人たちと一緒に年を経っていくことができない。
その時点で話は悲劇。
リアリスティックに考えれば生まれた瞬間余命が決まってしまっている不幸。
周りが年老いて召されていく中、自分は年々若々しくなっていく
その悩みとかを丁寧に描いたドラマ映画。

それぞれの地点での刹那的な出会いや付き合いを
ひとつひとつ時間をかけて描いているので
それが耐えられないとただの長尺映画になって飽きると思う。
ドラマはじっくり楽しむものだという人向け。
さくさく展開する疾走感のある話が好きな人には合わない。
私は飽きた。
私の感想をいろいろ読んで自分と感覚が似てるなと思う人がいたらお勧めしない。

でもブラッド・ピットのファンには合うかもしれない。
ある意味彼を見るための映画だから。
40歳の彼が演じる20代の若者の姿とか。特殊効果とCGだろうけど
リバーランズスルーイットのころの若いさわやかな彼が見られます。


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