観た日 | 2009/01/18 |
観た場所 | TOHO CINEMAS 市川コルトンプラザ |
原題 | |
監督 | 瀬々敬久 |
1ヶ月フリーパスポート行使の最後の映画。
結局無料鑑賞は15本。
50本観た特典が15本無料というのは悪くないリターンだと思う。
無論そんなものを目的に無闇に本数だけ稼いでるわけではなく
観たいものを観ていたら50本になって結果としてパスポートもらえる分貯まっていたのですがね。
映画は謎の伝染病が蔓延するパニックムービー。
そして、いろいろと突っ込みどころが満載。
邦画っていつもこれだ。
感染の原因となった医者。
あの立場の人間が感染している可能性を知りながら
帰国してうろつくとかありえんでしょう。
ぜんぜん医学のことなど知らないその辺の旅行者を原因にしたほうが良かったのに。
妻夫木演じる医者。
忙しいのに検体探しに海外へとか
忙しいのに壇れい演じるWHOのアドバイザーのところへ駆けつけたり
これもありえん。
壇れい演じるWHOアドバイザー。
直接治療に携わるなと。
監督をしなければいけない人間が現場に出てしまったら
混乱するというのだ。
映画の中の台詞、
「たとえ明日 地球が滅びるとも 今日きみは 林檎の樹を植える」
これ、原文は「ich」なので「私は」ではないかと。
引用なのに何で変えたんだろう?
「もし明日 世界が沈むのだとしても 私は今日 林檎の樹を植える。 」
(原文ドイツ語から訳したもの)
「感染列島」というタイトル。
パンデミックが起きているというのが表示される感染者の数字でしかわからず
映画は病院内の人間ドラマで進む。
列島全体が感染している実感も描写もないので
タイトルと内容が不釣合い。
「ブレイム」(この映画で蔓延したウィルスの名前)とかにしたほうが
よかったんじゃないの?
やはり私は邦画が嫌いらしい。