これもロスでのこと。
帰国の日のことでした。
前日にフロントで空港行きのエアポーターを頼んでおいて、当日時間どおりに来たエアポーターに乗ります。
そのまますぐに空港に向かうのかなと思うと、運転手は、「あと4人乗せていく」、と言う。
空港までは約1時間、飛行機の時間まではあと3時間以上あったから、まぁ余裕だったのですが・・・。
二人目の家まではさくっと到達。
ニューヨークへ行くという現地のおねぇさんを乗せる。
そして次の人を乗せるために発車。
ここで運転手のヤツはどうやら道に迷ったらしい。
なんかうろうろ走ってるわ、たまに停まって公衆電話から電話をかけだすわ・・・。
(携帯電話くらい持っててよね)
ニューヨーク行きのおねぇさんとお互いに、時間がかなり厳しい、ということになる。
「飛行機の時間に間に合わなくなるんだけど」
と運転手に言うと、道に迷ってるくせに
「俺が運転手なんだから黙って乗っていろ」
と言ってきたの。むかついて
「もういい。タクシーで行くからおろしてくれ。」
と、おねぇさんと二人して車を降りる。
お金?もちろん払いませんよ。
ロスでは普通流しのタクシーはつかまらないので、おねぇさんが公衆からタクシー会社に電話をかける。
その間に私は通りを見ていたのだが、丁度タクシーが空車で通りかかったので無理やり停めてみる。
幸いなことに停まってくれたので、電話をかけていたおねぇさんを呼んで二人でタクシーに乗る。
そしてLAX(ロスアンゼルス国際空港)まで。
タクシーの運転手さんも、そりゃひどいね、と空港まで飛ばしてくれたので、
二人とも間に合う時間に空港につきました。
空港まではそんなにタクシー代もかからなかったし、おねぇさんと半分ずつにしたので安く上がりました。
それにしてもなんで日本に帰る日に英語でケンカをせねばならんのだ。
教訓、ロスでは行きも帰りもエアポーターは二度と使うまい。
他にもっとまともな運転手はいるでしょうが、少なくとも私は二度と使わんと心に誓いました。