大学の頃、お友達とパリに行った時のこと。
私もお友達も、フランス語はまったく出来ません。
フランス語の会話の本は持っていて、挨拶とか、「これいくらですか?」とかは覚えてましたが、
フランス語で話し掛けてフランス語で返されても困るので英語で通してました。
貧乏学生なうちらは食事をなるべく安くすませようと、食料調達にスーパーに行きました。
スーパーではみんな買おうとして手にとってやっぱりやめたものを適当にその辺の棚に置いているらしく
商品がもうばらばらに並んでいます。
棚の値段はあってなきようなもので、商品に値札もついていないし値段がよくわからない状態でした。
広いし、
売り場のあちこちに、見慣れない機械がついていて、バーコードを読むような感じだったので
お友達とその辺にある商品を通してみました。
すると、商品の値段が表示されます。
商品がこんな状態だからこういうのがあるんだね、と二人していろいろ通して遊んでいると
フランス人のおばちゃんに「それいくら?」と聞かれてしまいました。
いくらって聞かれてるかわかって、いくらかってのもわかるけど・・・
ごめんおばちゃん、フランス語で答えられない!
英語で答えて逃げてしまいましたが、やっぱり旅行のときはその国の言葉は多少は喋れたほうがいいね。