IQ(知能指数)について
IQについて
みなさん、IQという単語くらいは聞いたことがあるでしょう。
でも、詳細については、案外知らない方も多いのではないでしょうか?(私も最近までそうでした)
まずIQが知能検査の結果を表す数字であることはみなさんもおわかりかと思います。
で、平均値が100というのもよく知られていると思います。
では、IQの標準値はどのくらいか?と言われると、ご存知の方は少ないと思います。
検査の方法によっても違いがあるそうですが、標準偏差は15あるいは16です。
(私が2007年1月に受けた検査は標準偏差15のタイプでした)
標準偏差が15ということは、標準的な知能指数は115〜85となります。
なお、この標準偏差の2倍、つまり標準を30下回る70以下の知能指数だと知的障害ということになります。
ちなみに、知能指数を検査する場合は、その人の実年齢を把握しておく必要があります。
(これがわからないと正しいIQを計測することができない)
なので、WebとかのIQ測定ツールもほとんどは正確なものではないし、
ましてやバラエティー番組で示されるIQなんぞ、なんの正確性もないっていうことですね。
また、現在の検査では最高値160程度、最低値40程度っていうのが主流だそうです。
(検査の種類によっても多少数値が変わる)
あと、IQは検査結果を数値化して算出するものなので、当人の体調によってもIQは変動します。
もう1つ。「IQは万能のものではない。」ということは、しっかりと把握しておく必要があります。
(そうでなければ、IQのことを話す意味がない)
IQの遺伝性
実は、ある程度は親からも遺伝するらしいです。
とはいえ、生活環境でもある程度変動します。
また、幼少期のIQは成長してもある程度持続します。
幼少期と成長してからでのIQが30以上変動する例は1割に満たないのだそうです。
IQの分類
ウェクスラー式、田中ビネーVの14歳以上の領域、田中ビネーVの13歳以下の領域、田中ビネー1987年版(第4版)の全年齢版、
とかいったものがあるそうです。
で、ウェクスラー式についてWikipediaでもうちょっと細かく説明されていたので、一部拝借。
ウェクスラー式では「全検査IQ(FIQ)」、「言語性IQ(VIQ)」、「動作性IQ(PIQ)」っていうのがあるそうです。
でもって、これらはいずれも「偏差知能指数(DIQ)」であるとのこと。
また、全検査IQは言語性IQと動作性IQの中間にあるとは限らない。
そして、言語性IQと動作性IQの差を「ディスクレパンシー」といい、
この数値があまりにも大きい場合(15程度以上)、発達障害を疑ったりするそうです。
・・・!
あ、そうか!言語性IQと動作性IQの差が大きいって病院でも言われたっけ。
なるほど。だから発達障害(アスペルガー)と診断された、と、いまさらながらに気が付く私マーメイ(ry
私のIQ、126
私のIQをおおよその数値で見ると、1000人中で35人めくらいのところみたいです。
IQ126それ自体は喜ばしい数字ですが、私はディスクレパンシーが大きいと診断されてしまったのですね。
(ただ、実際にディスクレパンシーがどのくらいなのか、具体的数値は教えてもらえませんでした)
それゆえにアスペルガー障害と診断されたということで。
私自身の課題は、アスペルガー障害といかにうまく付き合っていくか、ということでしょうね。
いまの私は、アスペルガー障害を受け入れること自体はできているのですが、
アスペルガー障害であることそのものにちょっとこだわりすぎている感があったりして。
う〜ん、難しい。
強引にまとめ
本当は、これくらいではまだまだIQの説明は足りないんですが、ここではこれくらいにしておきます。
私にあまり関係ないことをいろいろと書き込んでもこのサイトではあまり意味を持ちませんので。
ただ、1点だけ申し上げておくと、IQは万能の数値ではなくて、あくまでも「只の目安」にすぎません。
みなさん、自身のIQに一喜一憂するのはかまわないと思いますが、IQに振り回されては本末転倒です。
とりあえずこんかいはIQの有用性とかは省略しますが、IQを活用する場合は、何のためにIQという目安の数値があって、
IQでは何が分かって何が分からないのかを把握した上で有効に活用しましょう。
(ネットでも書籍でも、いくらでも調べる方法はありますよ)
また、新しいことがわかれば追加していく、かもしれません。
ここでは敢えてIQのすべてについては触れなかったので、
ちょっとした薀蓄程度として見てもらえればと思います。
それでは、ひとまずはこの辺で。
それじゃ、そろそろかえるわよ。
さぁ、かえるわよ。