英語の勉強方法 p.1
 
 生徒のみなさんからよくある質問です。


[質問一覧]

1.英語のレポートができません。どうしたらいいですか。
2.スクーリングに出ても、さっぱりわかりません。
3.イギリス英語とアメリカ英語、どちらを学ぶべきですか。
4.年齢が年齢だけに、英語の勉強は無理でしょうか。 
5.一念発起して英語を勉強したい。まず何をすればいいですか。
6.単語が覚えられません。どうしたらいいですか。
7.やることはわかったけど、時間がありません。
8.英語は話せるようになりたいけど英語はきらい。どうしたらいいの。
9.発音をよくするにはどうしたらいいですか。
10.試験問題の解答をいただけませんか。
11.単語を並べる順番がわかりません。
12.語彙力を増やしたいのですが、どんな単語集を買ったらいいですか。
13.「できれば文法書を一冊、読破しましょう」(英語の勉強方法、p.2)とありましたが、どんな本を読んだらいいですか。

14.再試験の問題は本試験の問題と同じですか。
15.英語が苦手で再試験でも40点取る必要がありません。
16.入試まで4ヶ月。どんな勉強をしたらいいですか。
17.定期試験にはどんな問題が出ますか。
18.教科書を見てもレポートの答えが見つかりません。
19.どうしたら英語が話せるようになりますか。
 20. 英語学習に英文法は必要ですか。


◆1.英語のレポートができません。どうしたらいいですか。

 たまに「レポートが全然、できません」と生徒さんが英語準備室を訪ねてきます。じゃあ、一緒にやりましょう、ということで、しばらく付き添って、私が発見したある重大な事実があります。「レポートができない」と訴える人には、共通の問題点があります。それは・・・

 実は「レポートができない」と苦しんでいる人は、みなレポートだけを眺めているのです。レポートの問題の空欄をじっと見つめても、わからないのは当たり前。

 レポートをやる時は、必ず、教科書と学習書を開いて下さい。そして、該当箇所を読みましょう。このHP上の解説でもけっこうです。それから、再度、レポートの紙面に立ち向かって下さい。何となく、見覚えのある単語が並んでいるでしょう。これでだいたい80%はできます。レポートをやる前に、まずは教科書、特に学習書をしっかり読むことです。このHPも参考になりますよ。


◆2.スクーリングに出ても、さっぱりわかりません。

 実は、こういう訴えが意外に多いのです。「先生がスクーリングで話す一語一句がわからない」と言う人もいます。教師の方は、わかるように教えているつもりなのですが、生徒の皆さんに教えるべきことが届いていないとしたら、そこに大きなギャップがあるということ。教師の方も、授業を工夫する義務はあります。日々、精進します。

 さて、教師の教える努力はもちろんですが、生徒の側から、どうすればよいかを考えてみましょう。

 スクーリングを理解するコツ、つまり、授業を効果的に受けるコツは予習です。

 スクーリングの前に、徹底的に予習して下さい。具体的には、教科書、学習書、辞書を参考に、わからない単語の意味や発音を調べ、学習書の解説のわからない箇所には下線を引いておきます。もちろん、ノートを作って、新出単語や、重要表現のリストをあらかじめ書き出しておきます。

 こうして、スクーリングに臨みます。スクーリングは、自分が予習してわからなかった箇所のチェックをし、それでもわからない箇所を質問する場と考えて下さい。多分、先生の説明が予習なしの時より、すらすら入ってくることと思います。先生の説明を聞きながら、重要語句や重要表現を確認し、自分なりに、重要度の順位付けなどしておくと、さらに役に立ちます。

 自分にとって、特に難しい単語、覚えにくい単語もチェックしておきましょう。読みにくい単語の発音は、特に先生の発音に耳をすませましょう。先生の発音が良すぎて(?)聞き取れない場合は、カタカナ表記のしてある辞書(ビーコン英和など)を参考にして、自分であらかじめ読み仮名を打ち、先生の発音と比べて下さい。カタカナと実際の英語音との違いに気づくことも大切です。予習をしておけば、復習はとても楽です。

 復習としてすることは、まず音読です。その日に習った英文を何度も音読しましょう。きっと内容がすっと頭に入ってくることと思います。


◆3.イギリス英語とアメリカ英語、どちらを学ぶべきですか。

 今の日本の学校英語では、アメリカ英語が主流です。アメリカ英語、イギリス英語、どちらを選ぶかは、生徒さん本人の好みによります。

 アメリカ英語とイギリス英語では、発音の違いの他、スペルの違いや、単語の違いなど、いろいろ細かいところが違っています。桃谷で使っている教科書は、発音にしろ、スペルにしろ、アメリカ英語中心になっているので、特にイギリス英語を学習したい人は、ご自分で、イギリス英語の教材を買って、独習することになります。ベストセラーのファンタジー小説『ハリー・ポッター・シリーズ』はイギリス英語ですから、単語が全てイギリス式になっていて、面白かったです。アメリカ英語版も出ていますね。

 発音の面からいくと、アメリカ英語、イギリス英語といっても、それぞれに地域内での差があります。もっと言えば、オーストラリア英語、ニュージーランド英語、シンガポール英語、香港英語、カナダ英語、フィリピン英語、インド英語等々、キリがないほど英語は多様化しています。

 一番大切なのは、日本語の母音が5つしかないのに対し、英語の母音は20以上、子音の中にも、r、l、w、など日本人には発音しにくいものがある、つまり、英語の音は日本語の音と違うということを認識することです。

 「きれいな英語発音」というのは、まずは「明瞭な発音」であることです。多少日本語なまりの英語でも、明瞭な発音であれば「きれいな英語」として、認知されます。あまり、アメリカ英語、イギリス英語と意識せずに、ひとつ、ひとつの英語音をしっかりとマスターしていくことが何よりも大切です。私が、アメリカ人等から、一番よく注意されるのは「クリアー(明瞭)でない」「もっとクリアーに話せ」です。