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本試験をしたあと、合格点に満たなかった人のために、再度、試験のチャンスがあります(再試験)。この再試験の勉強用に、本試験の解答をいただけないかという問い合わせがあります。できれば印刷して希望者に配って欲しいという声もあります。
本試験の解答を配布するということは、現在、やっていません。ただし、答えのわからない箇所を問い合わせていただくことは大歓迎です。直接でも、このHP宛てでもかまいませんので、いつでも質問して下さい。
文章単位で覚えて下さい。
単語の並び方については、英語は日本語よりも厳然とした法則があります。文法のルールと呼ばれるものですね。こういう文法上の理屈も確かに手がかりになりますが、理屈だけに頼って文を作るのは手間がかかるし、非効率的です。
日頃から、英文を何度も音読し、まとまりのある文章単位で覚える癖をつけておくと、単語の並べ替え問題をする時でも、英作文の問題をする時でも、何となく単語の配列が記憶の底に残っています。残存する記憶を頼りに、漠然とこんな感じだったかなと思い出しながら単語を並べる方が、理屈だけに頼るよりずっと楽です。と言うより、文法の理屈だけで英文を組み立てるには限界があります。「英作文は英借文」と言われます。基本的な文章を丸ごと覚えて、それを少しずつ応用して英作文していくことが、上手に英文を書くコツです。
例えば、英語Tで動名詞(動詞
+ ing) を学びます。 「食べすぎは健康によくない」を英語にする問題に多くの人がひっかかっています。「食べすぎ」は eating too much
[イーティン・トゥー・マッチ]ですが、eating と too much を離して書いている人が多いです。多分、too much
は文の最後に来ると、漠然と思ってしまっているからでしょう。「食べすぎ」は eating too much
でまず覚えてしまいましょう。「健康によくない」は is not good for your health [イズ・ノット・グッド・フォ・ヨア・ヘゥス]ですが、これも health [
ヘゥス ] という単語だけ取り出して「健康」と覚えるより、is not good for your
health を全部まとめて覚えた方が楽です。そうすると good と for
の結びつきも一緒に頭に入るし、health には your
を付けるんだなということもわかります。最後に文章全部、Eating too much is not good for your health.
を何度も唱えて下さい。
レポートの「単語の並べ替え問題が難しい」という声をよく聞きます。まずは、教科書の英文を何度も読んで下さい。ほとんどが教科書の文章そのままか、ほんの少しの応用です。教科書を何度も読んでから、レポートに当たれば、どこかで見たような文章だなとすぐ見当がつきます。
最後に、レポートの問題は間違っても構いません。わからないからといって、あきらめないで、ご自分でまず、やってみて下さい。
| ◆12.語彙力を増やしたいのですが、どんな単語集を買ったらいいですか。 |
語彙を増やすことを、ボキャブラリー・ビルディング(vocabulary
building)、略して「ボキャビル」と言います。ボキャビル関連の本はたくさん出ています。
もしあなたが、大学受験が目の前に迫っていて、とりあえず受験用に語彙を増やしたいのなら、大学受験用の単語集の中から、使いやすそうなのを選んでください。 『DUO』(鈴木陽一著、アイシービー出版社)という単語集シリーズは、効率よく単語が覚えられるという評判でベストセラーです。例えば、1つの例文から4つ以上の重要語が覚えられるよう工夫されていたり、単語の解説には類義語や対義語、その単語を含む英熟語までが掲載されています。CD付きで値段もお買い得です。 他の単語集も、覚えやすいようにテーマ別に単語を揃えたり、例文付きだったり、工夫を凝らしたものがたくさん市販されています。本屋さんで探してみてください。
もしあなたが大学受験ではなく、一般的な英語力をつけるために語彙を増やしたいなら、『速読速聴・英単語』(松本茂監修、増進会出版社)が使いやすいです。Basic
2200
は中学から高校初級レベル、英検なら3級から準2級レベル、TOEICなら500点台を目指す人向けです。基本単語に加えて、日常でよく使われる表現が入っています。さらに
中級用、上級用もあります。もちろんCD付きです。
一般的に言えることですが、
英単語は、やみくもに丸暗記するよりも様々な情報との関連で覚えた方が、
断然覚えやすく、忘れてしまっても思い出しやすいのです。
真剣に語彙力増強を目指すならば、ご自分で単語集を手作りすることを強くお勧めします。ここで言う様々な情報とは、同意語、反意語、語法説明、例文などです。
知らない単語を辞書で引いた時、ちょっとした関連情報も書き留めておくと役に立ちます。特に例文を書いておくと覚えるのに非常に役立ちます。
ぜひやってみて下さい。
| ◆13.「できれば文法書を一冊、読破しましょう」(英語の勉強方法、p.2)とありましたが、どんな本を読んだらいいですか。 |
通読しやすいものとして、以下の本をご紹介します。他にもいい文法書、参考書はたくさんあると思いますが、とりあえず、私の手元にある中から、読みやすいものを挙げてみました。エッセイを読むつもりで、気軽に読んでみて下さい。
1.『英文法 TRY
AGAIN!』 山口 俊治著 語学春秋社 2,200円+税
ベストセラーになっています。とても読みやすいし、解説も詳しいです。一冊、まず通読するとしたら、これをお勧めします。
2.『楽しい英文法』 林野 滋樹著 三友社出版 980円+税 中学校英語を独習する人を対象に書かれたので、解説がとてもていねい。初めて読んだ時、「ここまで説明するの!」と驚いた記憶があります。英語が本当に苦手な人はまずこれを読むといいです。全国学校図書館協議会選定図書にも選ばれています。
3.『中学3年間の英語を10時間で復習する本』 稲田 一著 中経出版 1,500円+税
中学で習う英語の項目を上手に10のパートにまとめています。先生と生徒のゆりさんの会話スタイルで、文法解説がされ、読みやすいです。姉妹編に『高校3年間の英語を10日間で復習する本』があります。これも読みやすいです。
4.『英語はほんとに単純だ!』 西巻 尚樹著 あさ出版 1,400円+税
文法解説書ですが、「文法バカをやめれば英語の正体が見えてくる!」という逆説的な副題が付いています。「英語アタマのルール」で文法を解説しているのが特徴。各所に日常に役立つ表現が入っていて、重宝しています。英語アレルギーの人にお勧めします。
5.『無痛英文法』 レベッカ・エリオット著、倉住 修訳 マクミラン ランゲージハウス 1,600円+税
文法だけでなく、よい英文を書くためのルールブックにもなっています。記号の使い方や、数字の書き方が詳しく説明されています。挿絵のセンスも含めて、個人的に気に入っている本です。
6.『ネイティブスピーカーの英文法』 大西 泰斗、ポール・マクベイ著 研究社出版 1,500円+税
文法の全てを網羅しているわけではありませんが、一度読んで損はありません。特に冠詞の使い分け(the、a、無冠詞の違い)についての解説は、目からうろこが落ちます。この『ネイティブ・スピーカー』シリーズは、他にも「動詞編」とか「形容詞編」など数冊出ています。
7.『たった60単語の英文法』 晴山 陽一著、青春出版社、667円+税
文庫本スタイルの文法書。電車の行き帰りに、ふと疲れた時の気分転換に、毎日、少しずつ読んだらいかがでしょう。基本的な文法事項が60の項目にコンパクトにまとめられています。
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