
発疹とは何?
- かぜの原因になるたくさんのウイルスの中には、体に入って血液を介して皮膚症状として発疹を出すものがあります。
- また、はしかや水ぼうそうなど、かぜ以外のうつる病気(感染症)にも発疹が出るものが多くあります。
おうちでのケアは?
- 発疹の出始めは、あせもや虫刺されなど、皮膚のトラブルとよく似ています。かぜをはじめ発疹の出る感染症の場合は、熱などの症状を伴っていることが多くあります。発疹に気づいたらまず熱を測ってみましょう。また手足口病や突発性発疹、はしか、水ぼうそうなどの発疹は、発疹の出方や熱の伴い方に特徴があり、これらによって病気の正体がつかめることが多いものです。発疹以外の症状にも気をつけてみましょう。
- 赤ちゃんは新陳代謝が激しく汚れがちです。熱が高いときは体力を消耗しますが、少しの熱や発疹があっても元気ならば、サッと洗ってあげたほうが気持ちがいいでしょう。はしかやとびひ、水ぼうそうなどは医師と相談してください。
- 赤ちゃんを裸にして全身を観察しましょう。ひっかき傷ややたらと手をやるときは、かゆみがあります。発疹の様子、出始めた時期、出ている場所、広がり方などを医師に伝えましょう。
- かぜのときはかゆみがあまりありませんが、うつる病気の中では、水ぼうそうやとびひは、かゆみが強いもの。ひっかくと治りを遅くしたり、さらにひどくしたりするので、つめを切ったり、かゆみ止めの薬が処方されれば、飲ませてあげましょう。
受診のタイミングは?
- 発疹が出た場合は、急ぐ必要はありませんが、とりあえず受診しましょう。ただし、あまり早期だとこちらも判断がつきかねる場合があり、日を置いて再度受診してもらうこともあります。