このページは、「ヘルパンギーナ」について説明しています。以下の質問項目から、見てみたいものをクリックしてください。このページの答えの部分にジャンプします。
A:乳幼児のあいだで流行する夏かぜの1種です。小学生にも、もちろん見られます。
A:コクサッキーウイルスA2〜6,10型などが主な原因です。
A: 夕方、急に熱が上がり、赤ちゃんは機嫌が悪くなります。何か飲ませようとしても、嫌がります。夜中には熱が40℃近くなり、おかあさんは不安になります。親も寝不足で心配な一夜を過ごしますが、朝には、夜の高熱がウソのように下がっています。機嫌の悪いのはそのままです。 翌朝、小児科で口の中を見てもらうと、のどの奥の粘膜が真っ赤になり、中心部はえぐれて、とても痛そうです。 熱は多くの場合1日で下がります。長くても2〜3日ですが、まれに熱性けいれんを伴うことがあります。口の中の痛みがひどいとき、水分も飲めなくなり,脱水症状を呈することがあります。
A:口の痛みが強くて水分をあまり飲まないときや、高熱が3日以上続くときはもう一度受診しましょう。
A:特別な治療法はありません。自然に治ります。脱水症状があるときは、点滴をすることがあります。
A:口の中が痛いときは,かまずに飲み込めるものを。また水分を十分とらせましょう。ただし、柑橘系などしみるものは避けて下さい。お風呂は、高熱がなく元気なら問題ありません。
A:熱が下がって口の痛みがなくなり、食べられるようになったら構いません。