白神・森吉・秋田駒〜乳頭山  2004.10.10〜12  

       乳頭山-1 乳頭山の紅葉

またも台風に祟られた山行きとなった。しかし3日間雨というのは珍しい。
ただ、白神・森吉・乳頭山のそれぞれの紅葉は見応えがあり、温泉と共に心まで癒された。

白神登山口  白神登山口-2
白神岳駐車場にある休憩所。板敷きもある               駐車場より10分の登山道入口
白神山頂  避難小屋
白神岳(1232m)山頂                            山頂にある避難小屋
トイレ   ブナ林
小屋かと見間違うトイレ                            ブナ林の紅葉
ブナ林  ブナ林-3
陽が差して樹々が輝く                       とりどりの色が柔らかく調和している
日本海 帰りには穏やかな海が広がっていた  

10(日)駐車場に着いた頃から雨がポツポツきて早速雨具着用となる。林道をしばらく行くと登山口の標識がある。
    ここが230mなので標高差約1000mを往復することになる。
    道の端に入山者数をチェックする機器が取り付けられている。
    アオモリヒバの林を行くと、3ケ所水が出ていて、最後の水場の冷たい水で喉を潤す。
    道は急登になり、ブナ林になると明るさも増してくるが、雨とガスで展望はない。
    十二湖方面への分岐を過ぎると潅木帯になり、チシマザサを分けて進むと風当たりもきつくなって山頂が見えてきた。
    風雨は一層強く山頂は立っていられないほど。こじんまりとした小屋は風雨を避ける人で満員のため早々に下山。
    下りるにつれ雨は止んできて、白神山地らしいブナの紅葉を楽しむことも出来た。
    登山道から10分ほどの所にあるマテ山(841m)に寄り、下っていくと日本海も樹の間に見え出してくる。
    天候が良ければすばらしい展望が待っていたのにと思いつつ、出発点に戻った。
コースタイム  宿舎6:15<バス>駐車場6:40〜50…登山口7:00…二俣分岐7:35〜40…水場8:10〜20…大峰分岐9:55
          …白神岳10:55〜11:10…分岐下12:00〜15…マテ山13:10…登山口15:00

避難小屋  森吉山頂
森吉山の阿仁町避難小屋                        森吉山(1454m)山頂
森吉神社 ブナ林
森吉神社と森吉町避難小屋                       ガスで幻想的なブナ林
ブナ林 森吉山
どこまでも続くブナの中の道                          大館能代空港からの森吉山

11(祝)ゴンドラの時間に合わせてゆっくりの出発。ペンション風のホテルを出た時は陽も差していたが、
    山頂駅に着いた頃からまた雲行きが怪しくなり雨具を出す。
    木道が多いがなだらかで歩く易く、花の百名山に相応しい山容のようだ。
    避難小屋あたりではガスに包まれてしまい、山頂ではかなりの雨になってしまった。
    ボランティアの人たちが小屋と山頂で連絡を取り合い、事故防止などの活動をされていた。
    予定ではヒバクラから割沢森を経てクマゲラ保護センターへ下りることになっていたが、その先の林道が
    土砂崩れの為通行出来ないとのことで、石森まで引き返し、こめつが山荘への道に変更となった。
    石森からすぐに森吉町避難小屋と森吉神社があり、社の後にはご神体なのか変った形の大きい岩もある。
    雲嶺峠を越して三角点のある一ノ越へ。ここからはぬかるんだ急な下りで、足元に気を付けながら下っていく。
    その内に雨の心配もなくなり、ブナを始めとするすばらしい紅葉のなかを、時折止まって眺めたり写真を撮ったり
    と忙しい。森吉スキー場に出て斜面を横切り、また山道を歩いて行くと、こめつが山荘の裏に出た。
コースタイム 宿舎8:40<バス>山麓駅8:55<ゴンドラ>山頂駅9:15〜30…阿仁町避難小屋10:00…森吉山頂10:40〜50
         …避難小屋11:30〜50…石森山12:00…森吉神社12:10…一ノ越(1264m)…こめつが山荘14:10
男岳  焼森山
秋田駒ケ岳(1637m)の主峰・男岳(1623m)                     焼森山
湯森山  熊見平
湯森山(1472m)山頂                             熊見平の湿原
笊森山  笹原
笊森山(1541m)山頂                       ピ−ク1391を目指し笹原を行く

乳頭山  ブナ林
乳頭山(1477m)山頂                         山の彩りが見えてきた
ブナ林-4  一本松温泉跡
コシアブラの緑も新鮮                       一本松温泉跡。湯加減は丁度いい
一本松沢  ブナ
沢を渡り、また紅葉の中へ                      すくっと立つ堂々たるブナ
堰堤湖 湯煙
水面も秋の装い                           乳頭温泉郷の湯煙
黒湯        露天風呂
古くからの湯治場・黒湯                         露天風呂からの眺めにも満足

12(火)最後の望みも虚しく今日も出発から雨具着用。八合目に着いた時はカーブの多い道に気分が悪くなる。
    段差の大きい道から始まるが、雨の平日とあって登山者はなく8名だけの貸切の山になった。
    浄土平では花の名残が白い氷の花になり、もうすぐの冬の到来を感じさせる。
    まずは主峰の男岳へ。ガラ場を登って行くと横岳や小岳への分岐があり、進むと社を奉った男岳山頂に着く。
    勿論展望はなく一旦下り男女(オナメ)岳へ。標高ではここが一番高く、その分風雨もきつく写真も撮れないほど。
    阿弥陀池の木道も水面すれすれで、波立つ様は海かと思うばかりである。
    小屋で休憩の後、横岳・焼森へ。ここからは急な下りの後平坦な道に変る。両脇にはシャクナゲが沢山の蕾を
    付けていて来年が楽しみになる。湯森山までハイピッチで飛ばし、熊見平で昼食を摂り笊森山へ。
    ここも名前のようになだらかな山容のようだ。少しのアップダウンがあり、右手に池を見ながら行くと、
    特異な形の乳頭山が突然現れる。10秒ほどだったが、雨にもめげず来た者を歓迎してくれたのだろうか。
    200mほどの急登を頑張って、やはり何も見えない乳頭山山頂に立った。片方はすっぽり切れ落ちている。
    黒湯温泉を目指して下っていくが、掘られた道や滑り易い道で気が抜けない。
    雨も上がって紅葉にも目が行くようになり、白神とは違った趣きに感動する。
    一本松温泉跡を過ぎると、乳頭温泉の湯煙が立ち上っていて長かった山行きの終りを告げる。
    紅葉を見ながらの黒湯は今回の旅をすべて吉としてくれた。
コースタイム 宿舎7:30<バス>八合目(1300m)8:00…男岳9:10…男女岳9:45…阿弥陀池小屋10:00〜20…
         横岳(1583m)10:30…湯森山11:25…笊森山13:00…乳頭山14:00〜05…黒湯温泉15:45