ドロミテトレッキング   2010.7.11〜19

ドイツに入りオーストリア、イタリアそしてまたドイツへと戻るトレッキングは、一度も雨具を出すことなく快晴で過ぎる。
緑の牧草地と岩峰、氷河、それに花で飾られた家々とどこへカメラを向けても絵になる所だった。
高所まで交通機関が充実し、大勢の人たちが夏を満喫している様子が感じられる楽しい旅になった。

11(日) 関空10:15<>アムステルダム15:10〜17:50<>ミュンヘン19:15〜22:15<>ガルミッシュ・ガルテンキルヒェン(ドイツ)
     空港で一緒に行く5名と顔合わせはしたものの座席もバラバラで一人旅の気分。(時差7時間)
     ミュンヘンでツアーリーダーと成田からの人たち7名と合流しホテルへ向かう。
     深夜に到着し荷物の整理などして寝たのは1時近くになってしまった。

12(月) ホテル7:30…登山電車8:15〜9:15・ロープウェイ9:30〜35…ロープウェイ10:30〜40<>インスブルック12:00
     昼食・市内観光13:30〜15:30<>ピッツタール(オーストリア)17:00
     駅まで歩いて行くが、ドイツらしく家々の窓には花が飾られていて(虫除けでもあるらしい)町全体がきれいである。
     2両編成の電車は牧草地帯から樹林帯を走り、山をくり貫いたトンネルを抜けて2600mへ。ここからはロープウェイで
     ドイツ最高峰近くまで行ける。山頂の2964mは岩場になっているため眺めるのみで他の展望を楽しむ。
     戻りは湖のあるアイブゼー(1000m)まで一気に下り、イタリア人のドライバーにグラッパの歓迎を受ける。
     インスブルックの趣のあるレストランで食事をした後、旧市街を日本人のガイドに案内してもらう。
     中世を感じさせる街並みと石畳だが、どこも沢山の観光客で、あまり時間もないまま通り過ぎてしまった。
     車窓に白い山並みを見ながらチロルの谷に入って行き、花に溢れた村に着く。
     店         登山電車
       ドイツ・パルテンキルヒェンの店                アプト式の登山電車(720〜2600m)
山頂  パノラマ
 ロープウェイでツークシュピッツェ山頂近くまで上る         スキーで40kmも滑られるとのこと
王宮  黄金の屋根
       インスブルックの王宮                      旧市街にある黄金の小屋根

13(火) ホテル7:30<>氷河地下鉄8:30〜40・散策・地下鉄10:30〜40<>フネス谷15:00〜16:30<>モンテ・パナ(イタリア)
     岩盤を刳り貫いた氷河地下鉄はかなり冷えてフリースを着込む。
     駅から出ると目の前には氷河が広がっていて素晴らしい景観に圧倒される。ただロープウェイで行くはずだった
     ブルンネンへは昨夜の落雷のため運行が遅れるとのこと。寝る前に20分ほど停電したのはこれだったのか。
     2時間も待つ余裕はなく、残念ながら青空に映えるチロル最高峰(3768m)はまたの機会ということになった。
     同じ地下鉄で下り、ポスターにもなっているフネス谷を目指す。
     左手にインスブルックの町並みを見て、上ったプレンナー峠でイタリアに入る。
     フネス谷にはグループ以外の人はあまりなく、カウベルののどかな音だけが響いていた。
     下っていったカルデナ谷にあるメスナーの生誕地の村のソフトクリームは安くて美味しかった。
     スピード競争のような運転のドライバーから「サッソルンゴ!」が飛び出し、モンテ・パナ(1636m)へ。
     ホテルの部屋からは屹立している岩峰が届くような距離にあった。
チロルの朝  氷河
    オーストリア・ピッツタール(チロル)の朝            氷河地下鉄で1740〜2840mへ上る
ブルンネンコーゲル  フネス谷
ブルンネンコーゲル(3440m)の山頂駅が見える               ドロミテ山群のフネス谷
フネスー2  サッソルンゴ
     気持ち和らぐ風景が広がる                モンテ・パナホテルからのサッソルンゴ

14(水) ホテル8:30…チェアリフト(2025m)9:00…セッラ峠11:30・テレキャビン12:30・セッラ峠<>・ポルドイ峠13:00・昼食
     …ハイキング1400〜16:00<>ミズリーナ湖18:30
     リフトから降りるとまた別天地が広がっていた。サッソルンゴの周りを歩いて行くが、のんびりと草を食む牛たち、
     緑の絨毯に赤いアルペンローゼと黄色の花、たくさんの高山植物や景色を楽しむ。
     セッラ峠へ近づくと人も多くなる。夏休みに入ったらしい子供たち、赤ちゃんを負ぶった若い夫婦、犬連れの人、
     年配のグループなど国も様々のようで挨拶もハローからチャオ、ボンジョーノといろいろ。
     サッソルンゴの鞍部にある小屋へのテレキャビンは立ったままの2人乗りで乗る時と降りる時は緊張する。
     小屋まで歩いて登る人や細い岩の上にいるクライマーたちが見えていた。
     またバスに戻ってポルドイ峠(2239m)へ移動する。
     ここからは往復2時間ほどのハイキングで、ドロミテの白い女王マルモラーダを眺望する。
     この道も花が多く、エーデルワイスも咲いていたが、斜面全体のキンバイは圧巻だった。
     峠からドロミテ街道を走って、オリンピックも行われたコルチナから30分にあるミズリーナ湖畔に着く。
サッソルンゴー2 セッラ峠付近
       怪峰と呼ばれる山(3181m)                 セッラ峠(2244m)付近から振り返る
U字谷  ロープウェイ−2
        氷河の跡U字谷の景観                  鞍部の小屋へテレキャビンで上る
セッラ峠  セッラ峠ー2
     小屋(2685m)からの景観                       ポルドイ峠(2239m)付近
マルモラーダ  セッラ台地
 ドロミテ最高峰・マルモラーダ(3343m)の展望(左奥)            峠の小屋とセッラ山地

15(木) ホテル9:00<>オーロンツォ小屋(2320m)9:30…ドライ・チンネン一周ハイキング15:00<>ホテル(連泊)
     小屋までバスで上り、ドロミテの核心部で写真でもよく紹介されている名峰ドライ・チンネンを一周する。
     歩き始めてすぐ垂直の大北壁をもつ3つの岩峰(2999m)が青空に聳える姿に圧倒される。     
     これから岩に取り付こうとしたり、岩場に張り付いているクライマーたちが双眼鏡で見える。
     ハイキングコースもたくさんあり大勢の人たちが思い思いに歩いていた。
     天気がいいのと遮るものがないためかなり暑くサングラスは必需品である。
     お昼はポテトとウインナーの一品を注文するが二人分ほどの量である。ただここのは美味しかった。
     午後は一旦下ってまた上る。あまり高低差はないように見えたが、かなりこたえた。
     少し歩いた草原で休憩。寝転んで青空に浮かぶ雲を眺める。
     いろんな花も咲いていてカメラを向けるのに忙しい。小さな池とワタスゲを見てバスに戻る。
     部屋は家族連れ用の二部屋が当り、レンジ、食器洗い機、冷蔵庫、調理用品、食器類などが備わっていて、
     ソファベッドなどを使えば5人ほどは入れる広さで、一人では怖いくらいだった。
     夕食後、皆で菓子持ち寄りのお茶会を楽しむ。久し振りの日本茶の美味しいこと。 
ミズリーナ湖  ドライチンネン
  イタリア・コルチナ近くのミズリーナ湖(1756m)         ドライチンネン。左下に挑む人たちが見える
小屋  山上の湖
    憩う人も多いロカチェリ小屋                  小屋の裏の湖。道も続いている
トレッキングコース  小屋遠望
   一旦下ってまた上る道。牛たちが羨ましい              振り返ると小屋が見えた
トレッキング道より       滝
     幾つものトレッキング道がある                   しぶきが涼しいダイナミックな滝

16(金) ホテル8:30<>ハイリゲンブルート(オーストリア・1301m)11:30・昼食…ハイキング13:30〜15:30…ホテル
     途中で滝見物とリエンツでの買物休憩後、ホテルには昼前に着いてしまった。
     午後は教会見学をして滝まで往復する。樹林帯までは暑かったが、滝近くではしぶきが心地いい。
      ホーエタウエルン地域で最も美しい村と称されるだけあって、オーストリア最高峰を望む風景は絵になる。

17(土) ホテル8:30<>フランツ・ヨゼフス・ヘーエ(2451m)9:00…ホスマンス小屋(2442m)11:00…ヘーエ・昼食・
      12:20<山岳道路>ザルツブルグ14:30…市内観光…ホテル17:30
      1100mを一気に上がり氷河が見える場所に立つ。ここはかつての皇帝も歩いて眺めた場所とのこと。
      岩を刳り貫いたトンネルを6つ歩くが、電気も付き音楽なども流れ、水琴なども作ってある。
      左にグロースグロックナー、東部アルプス最大のパステルツェ氷河を眺めながら歩いていく。
      草つきの斜面にはマーモットがチョロチョロしていて可愛い。小さな赤ちゃんマーモットも穴から出ていた。
      小屋近くではお目当てのエーデルワイスがたくさん見られ感激する。綿毛が厚く凛としている。
      同じ道を戻り、山岳道路を駆け抜けて音楽の都ザルツブルグへ向かう。
      ヘアピンカーブを様々な車やオートバイが疾走する様は、景観より見応えがある。
      ザルツブルグは旧市街が世界遺産になっていて1600年代の古い街並みが残っている。
      モーツアルトの生家や教会の建物など歴史を身近に感じる所でもある。
      城塞やサウンドオブミュージックのロケ地などいろいろあるが、人が多く暑いため早々にホテルに戻る。
   ハイリゲンブルート村      グロースグロックナー
       美しい村(1301m)の朝                オーストリア最高峰グロースグロックナー(3797m)
グロックナー氷河  氷河ー2
   パステルツェ氷河。山頂左下に小屋がある           フランツ・ヨゼプス・ヘーエ(2451m)より
トンネル  ホフマンス小屋付近
    岩を刳り貫いたトンネルを6つ通って行く             ホフマンス小屋(2442m)が見えてきた
庭園   王宮
   ザルツブルグのミラベル庭園                    高台にあるホーエンザルツブルグ城塞
    モーツアルト記念館          マーモット
    モーツアルトが1756年に生まれた家             ホフマンス小屋への斜面にいたマーモット

18(日) ホテル5:45<>ミュンヘン8:00〜10:25<>アムステルダム12:00〜13:55<>関空19日 8:05
     最終日はモーニングコールが4時30分で出発まで慌ただしい。
     空港で、ミュンヘンでもう1泊する人や、パリから成田・関空へ帰る人たちと名残を惜しむ。


エーデルワイス  アルペンローゼ
     エーデルワイス。流石に気品がある                華やかに咲くアルペンローゼ
キンポウゲ  リンドウ
          キンポウゲ                          ゲンチアナ・ベルナ(リンドウ)
マンテマ  
             マンテマ                          エンドウの仲間
サクラソウ  
          サクラソウ            
ワスレナグサ  
         ワスレナグサ                           リナリア・アルピナ
  アンティリス・ブルネラリア
          テガタチドリ                       アンティリス・ブルネラリア
ツメクサ  
            ツメクサ
  テッセン
        ロウゥス・アルピヌス                           テッセン
フィデウマ・オルビクラレ  ヤナギラン
       フィデウマ・オルビクラレ                         ヤナギラン
チヨウノスケソウとジャコウソウ  キンバイ
    チョウノスケソウとイブキジャコウソウ                 一面キンバイの花園