鈴鹿国定公園の北端の山、藤原岳。今はフクジュソウが至るところ見られるが、曇りのせいか輝きがもうひとつだった。
霧の中の山頂 一時雹もぱらつき展望なし
7合目あたりはもう終わりかけ 斜面に黄色が目立つが開いていない
バイケイソウもやっと芽を出している
コースタイム
大阪8:00<バス>西藤原11:00〜10…聖宝寺11:30…八合目13:00〜10…藤原山荘13:45〜50…山頂(1120m)14:00〜05
…山荘14:15〜30…八合目15:00〜05…西藤原16:10
鉱山に山肌を削られた藤原岳を左に見ながら3時間かかってやっと西藤原の駐車場に到着。
昼食は車中で済ませていたので、体をほぐすとすぐに出発する。
車道をしばらく行くと聖宝寺の入り口で早速100段登りである。境内を通り抜けて車道終点から登山道に入る。
道が崩れたため沢に下りる迂回路を通って急登になるが、石灰岩の山のせいで道は滑りやすく足に力が入る。
家の事情で半年歩いてなく、久し振りの山歩きは気持ちとは裏腹に大汗をかく。
ジグザグに登り尾根に出てしばらく行くと大貝戸道との合流地点の八合目で、大勢の人が休んでいた。
11年前の4月に来た時はセツブンソウも見たが、時期と場所が違うのか見当たらなかった。
ここからはお目当てのフクジュソウが道の両脇や斜面に見えてくるが、陽がないためか閉じているのが多い。
ガスの中に建物が見えて藤原山荘に着く。ここも建て直されたらしく、きれいで大きくなっていた。
すぐに山頂へ向かうが、沢筋に少し残雪があるくらいでドロンコも少なく、石灰岩の展望台に立てた。
ますますガスが濃くなり、楽しみにしていた展望もゼロである。
帰りは八合目から大貝戸道を下る。行きとは違い歩き易い道で、ミヤマカタバミ、スミレ、キランソウなど
春を感じながら歩けた。2合目あたりでミノコバイモを見付けたのも収穫だった。