読み名が珍しく気になっていた山へ行くことが出来たが、山頂はガスで期待した展望はなかった。
銀杏峰と書いてゲナンポと読むのは諸説あるようだが、鉱山にも関係があるとのこと。
福井から越前大野に入り、左手に大野城を見ながらいこいの森へと進む。
ここで昼食など済ませて、車で10分ほど上った登山口からの出発となる。
林道はまだ先へ延びているが通行止めになっている。
昨夜まで雨で天候は少し上がってきているものの道はまだぬかるんでいる。
イワウチワやキクザキイチゲ、カタクリなどが道の両側に咲いているが下をむいたままである。
途中下りは1回だけという急登の連続、しかも岩場もあってかなり汗を掻く。
残雪を歩いていくと極楽平になり、すぐに山頂に着くが白山を始めとする展望はゼロ。
今日は地元の人による山開きの日だったらしいが、時間が遅いため誰もいなかった。
帰りは名松新道を下ることになった。すぐに初めて見るオウレンの群落があり歓声が上がる。
前山を過ぎ、仁王、羽衣の松などを見ながら、往路に比べ急だが歩き易い道をいこいの森に下りる。
梅田7:30<>宝慶寺いこいの森10:50〜11:20<>登山口11:30…鉱山跡11:45…ブナの木(1100m)12:15
…銀杏峰山頂13:30〜50…前山14:35…仁王松15:10…いこいの森16:00〜30<>梅田20:00
735mの登山口 ブナの緑が濃い
ヤマツツジが彩りを添える イワウチワが多い
ガスの山頂(1441m) 初めて見たオウレン
カタクリの群落 ショウジョウバカマ
堂々たる風格の仁王松 満開のウワミズザクラ
ニリンソウ ニョイスミレ