八方尾根      2002.3.21〜23

天気予報に期待して出掛けたが、予想以上の悪天候で唐松岳は丸山ケルンまでとなった。
雪山の厳しさを実感した山行きだった。

兎平    五竜岳方面
リフトも止まりスキーヤーの姿もない(22日)          八方山より鹿島槍、五竜方面が望めた
第2ケルン    丸山ケルン付近
八方池方面。下りて来たのはスキーヤー              ホワイトアウトの中を行く(23日)
丸山ケルン    ホワイトアウト
女性ばかり6名のメンバー                    雪が飛ぶ丸山ケルン(2400m)付近                        八方山 八方山ケルン。ケルンの大事さがよく分かった

21日 穂高あたりから白い常念も見え出したが、木々の揺れが気になる。
    ゴンドラ乗り場では10m以上の風で時々止まっている。上までは行けたが続くリフトは二つともすでに
    止まっており、下りざるを得ない。近くの旅館を捜し泊ることとなった。
22日 1番のゴンドラで上がるがやはり風はおさまらず、リフトは様子をみている。
    時間的に急いでも仕方ないので待つことになった。
    しばらくして動きだしたが上のリフトはまだで、ここからは歩くことにする。30分で山荘着。
    お昼まで八方山あたりを散策。テントがいくつか雪の中に埋まっている。
    ぼんやりながらも鹿島槍や五竜岳が見える。天気だったらどんなに素晴らしい景色かと残念。
    夕方から止むことのない雪になった。
23日 気合を入れて出発。八方山へも風は相当なもので、耐風姿勢を取りながら進んで行く。
    アイゼンとピッケル、それにリーダーへの信頼が雪山での安心感をもたらしてくれる。
    氷雪が降るではなく、飛んできて頬に当り痛い。サングラスでカバーするがどこからでもくるという感じ。 
    一面ホワイトアウト状態のなかコースの赤い布を目印に交代でラッセルする。
    上と下のダケカンバも氷の花を咲かせている。
    天候の回復も期待できず時間的にも無理は出来ないので、丸山ケルンから引き返す。
    さっき通ったばかりの道もすでにない。下りは上りよりコースどりが難しいと思った。
    3年前の4月、下の樺までは雪は少々でケルンの大きさを訝ったものだが、この広い尾根と地形を
    隠す雪ではその大切さがよく理解できた。
    11時には山荘に戻れ、リフトも幸い動いていた。スキーヤーも前が見えないと叫びながら滑っている。
    下の八方では霙になっていたが、山荘の−6℃、丸山ケルンあたり-10℃以下かと思うと山の厳しさが判る。
    後は ゆっくり温泉に浸かり、3回も乗り換えをしながら深夜の帰宅となった。
   
    翌朝の新聞は大遠見山での事故を報道していた。
    亡くなられた方も近くでなお痛ましさがつのる。

コースタイム
21(祝) 新大阪7.:7<JR>名古屋<JR>白馬12:00<バス>八方<ゴンドラ>兎平<ゴンドラ>八方(旅館泊)
22(金) 旅館7:50〜8:00<ゴンドラ>兎平8:10〜9:00<リフト>黒菱平9:05〜25…八方池山荘9:55…八方山11:00〜12:00(泊)
23(土) 山荘6:05…八方山6:25…丸山ケルン8:40…第3ケルン9:55…八方山ケルン10:55…八方池山荘11:10〜30
      <リフトA・ゴンドラ>八方(入浴・昼食)<バス>白馬15:38<JR南小谷・糸魚川経由 富山>大阪23:12