31回目のホノルルマラソンに9月思い切って参加を申し込む。
マラソンを一度してみたいという夢が時間制限のないホノルルで叶えられた。
22000人の仲間と、たくさんの応援とサポートのお蔭で42.195kmを走り歩き終えた。
太平洋上。朝日が差してきた ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチ
ホテルからのビーチ 交通規制などの準備が始まっていた
ダイヤモンドヘッドからゴールのカビオラニ公園の白いテントも 午前6時ごろ
ツリーの飾りにもハワイらしさが ホテル前の樹も華やか
暗いなかスタートを待つ 7分ほど経ってやっとスタートラインを通過
コースの脇で賑やかに応援してくれる 30キロ過ぎ海を見ながら歩く(?)
誰もがひたすらゴールを目指す とうとうゴール。42.195kmは長かった
透明な入り江が広がるハナウマ・ベイ とりどりの熱帯魚がいるサンゴ礁
シュノーケルを付けて魚と一緒に遊んだ 泳いだり、のんびりしたりの海辺
12月14日、いよいよ本番。1時30分のモーニングコールより早く目が覚めて5時間も眠っていない。
3時、ホテルから歩いてスタート地点のアラモアナ公園へ。寒いのでビニールのカッパを着ていく。
途中のエイドステーションではもう給水の準備がボランティアの人たちで行われていた。
公園はランナーとレースデーウォークの人で埋まり、ウォーミングアップやエールでだんだんと盛り上がっていく。
目標タイムごとに並ぶようになっているが、初参加者はクラブでまとまって後方で待機。
挨拶や歌に続き花火が打ち上げられて、まずは車椅子のランナーから。
5時のスタートも、そろそろと動き始めてから7分ほど経ってやっとスタート地点に辿りつく。
靴にチャンピオン・チップを付けているので、完走の時間が分かる仕組みになっている。
クリスマスのイルミネーションが輝くなかを河のような人の流れが続いていく。
ワイキキでは応援も大勢で、笑顔で手を振る余裕もまだあった。
ダイヤモンド・ヘッドを過ぎた辺りで朝日が昇り、暑くなると2マイルごとの給水(水とペプシ)と
スポンジが頼りになる。ランナーが多いので手渡す人たちも大変である。
(翌日、ハナウマ・ベイへ行く時に通ったが、何事もなかったようにきれいに片付けられていた)
20kmぐらいからもう先頭が折り返していく。快調に走ってきたと思ったのにやはりスピードが落ちてきた。
30kmまではなんとか走っていたが、気力もなくなりとうとう歩き出す。
グループの幟の所ではスタッフに励まされ、コースの両脇ではたくさんの人が声を掛けてくれる。
突然後から「歩いてはもったいないよ」と声がして、振り向くと日系の人らしい女性の笑顔だった。
ゆっくりながら走っていく。有難うと言いながらもまだ走れない。歩いたり走ったりを繰り返す。
終盤の上りの難所を越し40kmからの下りで走りに戻る。
最後の500mも長かったが、やっとフィニッシュラインが踏めた。
タイムは目標の6時間を切って、5時間50分。満足のゴールになった。
貝殻のレイを掛けてもらい、手渡されたTシャツもFINISHERだった。