飯豊連峰縦走      2005.9.22〜24   

2度目の飯豊縦走は2日目が奇跡的に晴れたことで、山の大きさや位置関係もよく分かり楽しめた。
マツムシソウやトリカブトも色鮮やかだったが、イイデリンドウに会えたのも奇跡的だった。

飯豊連峰大日岳より梶川尾根、北股岳と梅花皮小屋

飯豊山荘  扇の地紙
天狗平にある飯豊山荘。登山口はここからすぐ       急登を終えて一息の扇の地紙
北股岳 梅花皮小屋
ガスの中の北股岳(2025m)              赤い屋根が白に変わり大きくなった梅花皮小屋
         梅花皮小屋-2        御西小屋
         広くてきれいに使われている         8月にオープンしたという御西小屋

22日(木) 宿舎の窓から見上げた尾根、まさかと思っていた所から梶川尾根の急登が始まる。
      北股岳までの標高差が1600m。いつもよりずっと重い荷ですぐに汗が噴き出す。
      1145mの梅花皮滝見台はガスのため通過。五郎清水で水の補給をする。
      少し緩やかになった所が扇の地紙で地神山方面からの道と合流する。
      門内小屋で休み、門内岳からギルダ原を通って北股岳へ。
      雨が強くなり周りは見えない。社も閉まっていて鳥居だけが信仰の山を感じさせる。
      梅花皮小屋は改築されて3階もあり、床もきれいでザック置き場など使い易かった。
      90名は泊れるというのに今夜は12名の貸切で広過ぎるほど。
      トイレも中にあり、水洗でティシュさえ備えられているのには驚いた。
      小屋での食事4回分は2名のリーダーが担当してくれたので、荷も軽くでき助かるが
      負担を考えると申し訳ない思いだった。
      宿舎5:40…湯沢峰8:00…五郎清水10:10〜30…扇の地紙13:15〜30…門内小屋
      14:20〜40…門内岳(1887m)15:00…北股岳15:50〜16:00…梅花皮小屋16:20 
       
大日岳-2飯豊の最高峰・大日岳(2128m)

大日岳へ  文平ノ池
大日への登りから御西小屋を振り返る          文平の池。高山植物が多い所とか
紅葉  大日岳
北斜面はナナカマドなどの紅葉が美しい          大日岳の本峰は後側
磐梯山  縦走路
西に磐梯山が雲間に見える             北股岳がこちらからは丸く見える。白い小屋も印象的
飯豊本峰  
左の御西小屋から飯豊山への道。大ー尾根が左へ伸びる    縦走路の烏帽子岳とクサイグラ尾根
飯豊本俸-2  飯豊山頂
駒形山を越えてやっと飯豊山が近づいてきた       飯豊山(2105m)山頂
小屋方面  
小屋まで15分。快適な尾根道               本山小屋の位置がよく分かった

23日(金) 出発時はガスと小雨。今回もまた大日岳はパスかと思っていたが少しずつ回復に向かい、
      先月に建て替えられたという立派な御西小屋では青空も出てきて他の登山者の姿も見られた。
      サブザックに替えて気も軽く出発。3名は行かず本山小屋へ先行することになった。
      見上げるようだった本峰に思いのほか早く着くと、素晴らしい展望が待っていた。
      苦しかった梶川尾根から北股岳、その下に白い梅花皮小屋、烏帽子岳から御西へと続く道。
      また飯豊山から明日下る三国岳方面、磐梯山や会津平野までが望まれた。
      前回は歩くだけに終ったが、やはり展望は山の魅力を倍加させることを改めて感じた。
      御西小屋からはまた重たい荷になるが、途中雪渓からブロッケンも出て楽しみながら歩けた。
      飯豊山山頂からは大ー尾根が伸び本山小屋もすぐである。
      3連休で少し混んでいたが、先行者のお蔭で寝る場所は確保出来ていた。
      前回汚くて困ったトイレも新しくきれいになっていたが、営業が終っていることもあり1ケしか使えなかった。
      梅花皮小屋6:15…烏帽子岳(2018m)7:30…御手洗池9:00…天狗の庭10:00…御西小屋11:15〜35…
      大日岳12:55〜13:15…御西小屋14:20〜40…駒形山15:55…飯豊山16:15〜25…本山小屋16:40

本山小屋  登山口
建て替えられた小屋。ここにも冬季入口がある     川入の登山口。表情豊かなお地蔵さんが二人

24日(日) 昨夜は美しい夕日と満天の星を久々に見てゆっくり寝たのに、明け方からの雨とガスでがっかり。
      ただ前日の景色を思い出しながら、今日の温泉を楽しみにして下っていく。
      次第にガスも取れて、山々が雲海に浮ぶ島のように見えてくる。
      岩稜の御秘所は思っていたよりは楽に通過出来た。一度登って草履塚を通り下っていくと切合小屋に着く。
      種蒔山を捲いて鎖場を過ぎると新しくなった三国小屋で、小屋の周辺は大勢の人が休んでいた。
      ここからの1時間は剣が峰の岩稜で、滑らない岩だが雨で濡れていることもあり慎重に通過する。
      峰秀水で喉を潤し笹平で休んだ後は、上中下十五里の長坂。辺りは一抱え以上もあるブナ林になっている。
      中あたりで靴の底が剥けた人があり、テープで応急処置をしてなんとか下まで行けたが人事ではない感じ。
      沢の音がだんだんと大きくなってきてやっと登山口に着き、長かった縦走の旅を終える。
      ここからも川入の部落まで30分ほど歩かねばならない。
      キャンプ場がきれいになっていたり、飯豊鉱泉が営業をやめたりと、7年の間に変化も出ていた。
      山都町のいいでの湯でゆったりと疲れを癒し、飯豊山の奥深さをかみしめる。       
      本山小屋6:15…切合小屋8:15〜30…三国小屋10:30〜11.00…地蔵山分岐12:00…笹平13:30…登山口16:00…川入16:30

見られた花  マツムシソウ、ウメバチソウ、マルバコゴメグサ、トリカブト、ウサギギク、イイデリンドウ、オヤマノリンドウ、
         ハナグルマ、タカネナデシコ、ハクサンシャジン、センシュガンビ、タカネヨモギ、シラタマノキなど