なかなか縁のなかった稲村ガ岳へ久し振りの山行き。
スタート時の雨も次第に止んで森林浴を楽しみ、下山後は洞川温泉で気持ちいい汗を流した。
女人結界の母公堂よりスタート 観音峰との分岐、法力峠(1217m)
森はまだ瑞々しい新緑 下地は一面笹原
山上辻にある稲村小屋 山頂へは奥の道を行く
ソーラー施設のきれいなトイレ これより上部は飲食禁止の看板
山頂にある展望台。三角点はこの下 展望台からの大日山のとんがり
キレット。下は霞んで見えない 狭い大日の山頂
大日よりの稲村ガ岳 至る所に咲いていたシャクナゲ
大木で花はかなり上の方 急な斜面にも彩りが
橋が落ち迂回路を行く 神泉洞下の登山口
コースタイム
梅田7:25<バス>母公堂登山口9:45〜55…法力峠11:05〜10…山上辻12:25〜13:00…稲村ガ岳13:40〜50…
大日山14:10〜20…山上辻14:45〜55…法力峠15:45〜50…神泉洞登山口16:45
紅葉で有名なミタライ渓谷を抜けると洞川で、狭い道路の両脇は旅館が建ち並び行者さんたちの姿も見られる。
母公堂からの出発は土砂降りの雨と共で、重い気持ちでの歩き始めとなる。
ただ道は等高線沿いの緩やかさで歩き易く、気を付けるのは滑りやすい木橋だけである。
暗い杉林の中から上がると法力峠で、ここからは道もやや急になり白倉山を捲いて進む。
小屋の屋根が見えて山上ケ岳への分岐になる山上辻に着く。
雨は上がっていたが気温は低く、小屋の看板の「やってまっせ」に誘われて入ると、温かいお茶のサービスまであった。
道は次第に急になり展望台のある稲村ガ岳に着く。谷の新緑と大日の頭が少し見えるだけで展望はあまり望めない。
一旦下って大日へ登り返すが、こちらは岩場もあって手を使っての登りになる。
また同じ道を戻る頃には日も差し始めて、あちこちに咲くシャクナゲが鮮やかな色になる。
ツリバナ、カマツカ、ヒトリシズカ、コイワカガミなどの花々もひっそり咲いている。
山上辻、法力峠を過ぎ、行場を覗いたりして鍾乳洞のある登山口へ戻った。