6月2日〜4日、会の創立25周年記念集中登山が志賀高原で行われた。
初夏を迎えた高原は新緑のなか、ムラサキヤシオが優雅に咲き誇り
鳥は楽しげで山肌には残雪まであるという、すばらしい風景の真っ只中にあった。
一ノ瀬の林道にあり、今回はここに下りてきた。
ノッキリよりの岩菅山。これからがきつい。
岩菅山頂の祠。360度の展望が楽しめた。
避難小屋、中はきれいで20名程は利用できそう。
鮮やかなムラサキヤシオツツジ。新緑に映える.
2日…4台のバスに総勢164名が乗り込み、西宮を7時30分出発。
車窓から南アルプス、中央アルプスの山並みを眺めながら、17時熊の湯着。
3日…6コースに分かれて、志賀高原をそれぞれ楽しむ。夜はメインの記念パーティ。
4日…碧のお釜の草津白根山、殺生河原のハクサンシャクナゲ、アズマシャクナゲを楽しみ
霧が峰高原の車山からは八ケ岳を間近かに見る。
妙高を始めとして、白馬、後立山連峰、穂高など残雪の山々を見ることが出来て最高。
薄く煙をはく浅間山にもなぜか心を惹かれる。
発哺温泉から東館山ゴンドラリフトに乗ること6分。2000mの稜線にはまだ雪が残っており、
スパッツが役に立つ。寺子屋山、赤石山分岐を過ぎると岩菅山が大きく現れシャッターチャンス。
標高差はあまり無いものの、アップダウンの繰り返しで以外に疲れる。
足元には今を盛りと咲くイワナシやナエバキスミレ、オウレンなどの花があり楽しませてくれる。
一の瀬との分岐であるノッキリから山頂までわずかだが、傾斜はきつく汗をかく。
山頂には、一の瀬から登ったグループが昼食中で、私達(21名)は裏岩菅山を目指す。
ここからも所々に雪があり、展望を楽しみながら歩く。先頭は雪上に熊を見たとのこと。
裏岩菅からは切明への縦走路が見え、烏帽子岳も残雪が光って大きい。
岩菅山に戻り、山開きの青笹が残る祠にあらためて参り、避難小屋も覗いてみる。
下りは、ノッキリからアライタ沢を渡り、底清水のおいしい水をたっぷり飲んだり汲んだりして
一の瀬の登山口に着く。アライタ沢あたりからの雨も下りた時にはあがっていた。
コースタイム
山頂駅8:30…寺子屋峰8:50…赤石山分岐9:05…ノッキリ10:40…岩菅山11:15…裏岩菅山12:00〜40
…岩菅山13:20…ノッキリ14:00…アライタ沢15:00…登山口15:45