大阪から車で往復8時間、歩きは3時間という最長の山行きもガスの中を歩くだけに終る。
前にも予定していたが、林道が土砂崩れで通行止めで来れなかった山だ。
麓では陽も射していたのに、1000mを越した辺りからガスになり、烏帽子形の山頂は見えずじまいだった。
村を移転して作られたという大きい徳山ダムを巡り、細い急カーブを登っていくと岐阜と福井県境の峠に着く。
10台ほどが駐車してあり、福井方面からの人もいたが道は岐阜側より悪いようだ。
トイレは聞いていたよりきれいに使われていた。
ここからは少しのアップダウンを繰り返しながら、冠平へ続く。
展望はないが、イワカガミ、ユキザサ、チゴユリ、サンカヨウ、タケシマランなどが両側に咲き、カタクリ、ツツジ、
シャクナゲなども少し残っていて楽しませてくれる。
冠平から少しで岩場となり、濡れていて滑り易い岩壁をロープも使い慎重に登る。
期待していた山頂からの展望もなく、同じ道を引き返す。
ブナの大木も多く、紅葉の季節もいいとは思うが8時間は…。
大阪7:30<>冠山峠11:30〜12:00…冠平13:05…冠山13:25〜40…冠平14:00…峠15:00<>大阪19:20
冠山峠(1050m) 碑の右に山頂が見えるとか 登山口
ガスの中の冠平 周りは笹に覆われている
ぼんやりとした山頂付近 あまり広くない山頂(1256m)
至る所に咲いていた 満開のオオミヤマガマズミ
コバイケイソウ アカモノ
ユキザサ タテヤマリンドウ
コイワカガミ ニッコウキスゲの開花も近い
タニウツギ 色が濃い蕾