甲武信岳(2475m)・大菩薩嶺(2057m)  2003.6.6〜8

『こぶし』という響きに憧れていた山を、千曲川と信濃川の流れに沿って登っていった。
2日目の大菩薩嶺も最短コースだったが、樹林の道は心地よかった。

      甲武信岳-5木賊山近くからの甲武信岳

西沢   ナメ滝
西沢の涼やかな流れ                 ナメ滝は休むのに丁度いい
    源流地       千曲川流水源
   千曲川・信濃川水源地標          上部の流れは10cmほど
甲武信岳-1  甲武信岳-2
尾根の岩盤から山頂の人声も聞こえる        広くない甲武信岳頂上
甲武信岳-3   甲武信小屋
山頂から西沢方面を見下ろす             大賑わいの甲武信小屋
甲武信岳-4  とくさ山
小屋のすぐ上からの甲武信岳            木賊(とくさ)と読むのは難しい。展望はなし
ベニバナイチヤクソウ    シャクナゲ
モウキ平登山口のベニバナイチヤクソウの群落    少しだけでも嬉しかったシャクナゲ
大菩薩嶺  レンゲツツジ
大菩薩嶺も展望はなし               丸川峠からの下りはヤマツツジが楽しませてくれた

7日 大阪からの夜行は塩尻、小淵沢と連絡が悪く、やっとのことで信濃川上に着く。
   列車から降りたのは3人と学生のパーティだけだったが、モウキ平の手前からは両側に車の列が続いていた。
   登山口からすぐにベニバナイチヤクソウの群落があり、リンゴの白い花も盛りである。
   川沿いの道は歩き易く緑のなかを突き抜ける感じ。流れの変化も楽しみながら少しずつ登っていく。
   途中、三角錐の甲武信岳が木の間ごしに遥か遠くに見える。 
   千曲川・信濃川水源地の標柱脇で小休止。手で掬った大河の始まりは冷たくて美味しかった。 
   食事の後の苦しい急登はしばらく続き、尾根に出て涼しい風を受ける。
   道を外れた岩盤上からは山頂の楽しそうな声も聞こえて、5分ほどで頂上に着く。
   展望を期待したが、曇っていて奥秩父の山並みが見えただけだった。
   あまり広くない山頂に標柱が二つもあり、写真を撮るのも大変である。
   三宝山往復は止めて小屋へ下る。昔ながら風の小屋は大変な人で、次々と到着しテント場も張る所がない様子。
   3時半過ぎから雷が鳴りだし雨も激しい雹に変わって、辺り一面が真っ白になってしまった。 
   かなり冷えてきてストーブの傍から離れられない。
   食事も寝るのもトイレも大変で、混むのは承知で来たのだが、時期をずらせばよかったと反省する。
8日 天候は回復し、人込みからも開放されて朝の爽やかさのなかを下っていく。
   木賊山付近にはまだ雪が残っていて、その上に昨日の雹が乗っている。
   聞いていたシャクナゲは今年は裏年なのか、花は少ししか見れなかった。
   西沢渓谷の瀬音が聞こえてくると山荘の傍に出て、バス停までは舗装された道を歩く。
   小屋から標高差1260m。これから登る人も多かった。樹の上で鳴くオオルリが見れた。
   バスで塩山に行き、そこから大菩薩嶺を目指す。
   今日中に帰りたいので一番早いルートを取る。上日川峠にも10台ほどが駐車していた。
   綺麗な福ちゃん荘の横から唐松尾根に取り付く。カラマツのなか展望もあって気持ち良く歩ける。
   しばらくするとゴロゴロと聞こえてきて昨日を思い出し急ぎ足になる。
   雷岩から大菩薩嶺着。ここは展望は全くなし。やはり大菩薩峠からでないと駄目なのだろう。
   丸川方面に行く人はなかったが、コメツガの美しい林の中を下っていく。
   明るく開けた草原のなかに丸川荘が見えて峠に出た。
   その先で小屋泊まりなのか初めて登ってくる人に会った。
   急坂が続くが鮮やかなツツジに励まされて、バス停へ急いだ。

コースタイム
6(金) 大阪21:42<JR>
7(土) 塩尻4:00〜6:02<JR>小渕沢6:56<JR>7:50<JR>信濃川上8:31<タクシー>モウキ平9:10〜20…
     ナメ滝10:50…千曲川水源地11:50〜12:05…甲武信岳12:45〜13:00…甲武信小屋13:20
8(日)  小屋5:30…木賊山5:50…徳ちゃん新道分岐7:05…西沢渓谷入口8:30〜9:23<バス>塩山10:33〜11:00
     <タクシー>上日川峠11:30…唐松尾根…大菩薩嶺12:40…丸川峠13:30…登山口14:45〜52<バス>塩山
    .15:20〜30<JR>甲府15:50〜17:25<JR>静岡19:41<JR>新大阪21:46