久し振りの山行きはやはり九州・九重へ。
ピンク色に染まる山々を期待したが少し早かった。それでも平治岳はすばらしく、坊がつるも新緑のなかにあった。
長者原の登山口。三俣山がその形のまま すがもり越避難小屋。稲星・中岳・久住が望める
三俣からの久住山。北千里への道も見える 絶えず噴煙を上げる硫黄山
三俣南峰よりの本峰(北) 南峰とは2mの差
北峰より南峰(1743m) 坊がつる、法華院温泉が眼下に
南峰よりの平治岳。山頂付近はピンク色 三俣山のミヤマキリシマ。陽を浴びて楽しそう
北千里より大船と坊がつる。尾根のピンクは薄い 大船山を見上げるようになる
法華院温泉。風呂場(手前)が新しくなっていた 平治岳の右が上り専用、左(中央)が下り専用道
上り道から見上げる 緑との色合いが美しい
花の時期も差がある様子 道の左右キリシマばかり。以外に背が高い
岩場からずっとピンク色が流れている
平治岳(1643m)山頂。展望はあまりない 曇ってきて色が少し寂しい
北大船付近のミヤマキリシマ 段原付近。これからのも多い
至る所に咲いていたコイワカガミ 段原からすぐにある大船山避難小屋。少し荒れていた
坊がつるに建てられた炊事棟 右手前で焚けるようになっている
新緑の坊がつるにカッコウの声が響く 枯らし蕾すら食べてしまう尺取虫たち
28(金)法華院温泉の土曜予約が出来なくて木曜日の出発になった。フェリーもバスもがらがらで九重登山口の長者原に着く。
諏蛾守越への人も疎らで、20分ほど車道を行く。風向きのせいか硫黄の匂いが漂い、日陰のない道は暑い。
落石などのため休憩はするなという標識で休みなく歩き、硫黄山の噴煙を見上げながら火山石の道を辿っていくと
諏蛾守越に着く。風が心地よく展望もいい。一息入れたところで三俣山の急斜面を登っていくが、見たよりは楽である。
西峰からはなだらかな草の道になり下って上ると南峰。平治、大船など展望抜群である。
平治岳は山頂付近がピンク色で明日が楽しみになってきた。本峰の北峰からは久住や中岳が近くに見える。
咲き出しているミヤマキリシマを愛でながら下り、北千里から法華院温泉へ。
一昨年は坊がつるでのテントだったので、中へ入るのは久し振り。
風呂場が広くきれいになっているのに驚く。勿論せっけん類は使えず温まるだけ。
29(土) 鳥のさえずりを聞きながら朝の坊がつるを歩いていく。炊事棟や橋、道標なども新しくなっていた。
鞍部までは薄暗いぬかるみの道が続く。大戸越からは急登の花の道で、そのシーズンは大勢で
混雑するため道が二つになっているが、今日はゆっくりで写真を撮りながら上っていく。
上の岩場あたりはガスで展望がきかない。時折坊がつるが切れ間に見えるだけ。
山頂までは10分ほどだが、ここもひっそりとしている。
鞍部へ戻り北大船山へ向かう。途中のミヤマキリシマは無残な姿でまだ虫にやられている。
段原付近も同じようだがこれからのも多く、来週の山開きは楽しめるのではと思う。
道の両側にはコイワカガミとマイズルソウが多く、可憐な花を咲かせている。
岩場を越して大船山頂着。ここもガスで展望はない。
坊がつるへ下り周りの山を見ながらのんびり過ごす。長者原への道では大勢の人たちとすれ違った。
長者原温泉(350円)で汗を流し、別府行きのバスに乗る。
コースタイム
27日 南港発 18:50<フェリー>
28日 別府着 6:40〜59<バス>長者原9:10〜30…諏蛾守越10:45〜11:00三俣南峰12:00〜30…北峰12:50〜13:00…
諏蛾守越13:30〜40…法華院温泉14:30(泊)
29日 宿舎7:00…大戸越(うとんこし)8:00…平治岳(ひいじだけ)8:30〜40…大戸越9:00〜10…北大船10:00…段原(だんばる)
10:10…大船山10:25〜40…坊がつる11:45〜12:45…雨ケ越13:30…長者原14:30〜16:25<バス>別府18:30〜19:00
30日 <フェリー>南港6:20