丁度1年前黒姫山の山開きに参加したが、今度は黒姫・戸隠高原へ友人を誘って出掛ける。
妙高山には去年はなかった雪があり、山菜なども今年は遅れているとのことだった。
斑尾山は『ふるさと』で歌われる“うさぎおいしかの山”の山である。
7(月) 新大阪9:00<>名古屋9:51〜10:00<>長野12:53〜13:37<>黒姫14:09〜14:18<バス>黒姫高原14:45…
御鹿池…童話館…山荘<>料理旅館・杜乃蔵16:30 (ここの料理も雰囲気も最高でそのため企画したようなもの)
塩尻を過ぎた辺りから左手に蝶ケ岳、常念岳、有明山などの山々が見えてくる。
長野からの普通列車で黒姫下車後、すぐに貸切同然のバスで黒姫高原へ。
今はパノラマリフトも動いてなく童話館前から御鹿池の散策コースを歩く。
黒姫山は勿論、妙高山がすぐ近くで残雪もあり感動する。御鹿池も緑に囲まれた神秘的な池である。
童話館はミヒャエルエンデと松谷みよ子の資料などが展示されていて、そのほかギャラリーやいわさきちひろの
山荘なども見学出来る。広々とした草原も美しい。宿までは車で迎えてもらう。
童話館前より黒姫山(2053m) 妙高山(2446m)には雪も残る
かわいい動物達が迎えてくれる黒姫童話館 いわさきちひろ黒姫山荘
8(火) 旅館8:10<>荒瀬原登山口8:40…釜石山9:40…大明神岳10:30…斑尾山(1382m)10:50〜11:10…大明神岳
11:20〜40…菅川道分岐12:20…登山口12:45…菅川神社13:15<>黒姫駅13:50〜14:20<>戸隠奥社
14:35〜16:15<>ペンション・あぜりあ16:20
ホカホカの手作りのパンなど美味しい朝食を頂いて、タクシーで即心院横の登山口まで。
感じのいい女性の運転手さんに「行ってらっしゃい。クマに気を付けて!」と言われドキッとする。
女性3人組だし明るい時間なので大丈夫と思いつつ念のため笛を用意する。フンらしきものも3,4ケ所あった。
このコースは整備されているものの今はあまり歩かれてないようだ。
分岐の釜石山からは尾根歩きになり一安心。カラマツなど周りの緑に心を奪われる。
登りもだんだんと急になり岩場も出てきて、展望の大明神岳に出る。
眼下に野尻湖、北信五岳の妙高・黒姫・戸隠・飯縄が並んで見える。遠くには雪の北アルプスまで。
反対側には志賀の山々も望めたが、纏わりつくブヨで早々に出発し10分ほどで斑尾山頂へ。
ここは展望は無く少し開けた東の方に見えたのは鳥兜山らしい。地図ばかり見て山頂写真を忘れてしまった。
下りの大明神岳は陽が射していたせいかブヨもいず、景色を眺めながら宿に頼んだおにぎりをほお張る。
分岐から登山口まではすぐだったが、タクシーの待つ菅川神社までのコンクリート道歩きは長かった。
黒姫駅からはペンションの車で奥社参道口まで送ってもらう。原生林のなかの広い参道の脇にはニリンソウ、
ラショウモンカズラ、チゴユリなども咲いている。隋神門を潜ると巨木の杉並木(700m)が続き空気まで涼やかである。
急坂を石段で登っていくと戸隠山を仰いで奥社・九頭龍社がある。
参道口までまた迎えに来てもらって、アットホームなペンションあぜりあに到着する。
菅川登山道の分岐点・釜石山(1020m) 広葉樹とカラマツ林を分ける道
展望のいい大明神岳(1300m) 野尻湖の向こうに戸隠・黒姫・妙高山
形を変えた妙高山 飯縄と戸隠の間に残雪の北アルプスも
大明神岳からの斑尾山頂(1382m) 菅川神社の大杉群
戸隠奥社の隋神門 樹齢400年を越える百数十本の杉並木
参道口より40分の戸隠奥社 厳しさを見せる戸隠山(1904m)
9(水) あぜりあ8:00<>8:10戸隠森林植物園…天命稲荷…鏡池…鏡池入口バス停10:15〜10:29<>長野11:35〜12:00
<>名古屋14:59〜15:11<>新大阪16:03
今朝も手作りのパンとジャムなどで爽やかな気分で出発。広い庭も様々な花で楽しませてもらう。
また、森林植物園まで送ってもらい鳥の声を聞きながら散策する。探鳥の人たちにも出会った。
鏡池は名に恥じないほど美しい戸隠を映していた。池の辺でしばし休憩。
その後のバードラインのバス停までは上り坂が続き荷が重く感じられる。
車窓からの爽やかな風に吹かれ、長野市街と善光寺を見ながら下っていった。
森林植物園よりの高妻山(2353m) 天命稲荷近くにある夫婦像・女人
鏡池よりの西岳 西岳(2053m)の岩峰
鏡池よりの戸隠山 新緑を映し出す湖面
逆さの戸隠連峰 トチの花(ペンション2階から)
ルイヨウボタン ヤマシャクヤク
イカリソウ レンゲツツジ
ヒトリシズカ ムラサキヤシオ