12(金) 久し振りに中央線に乗り、塩尻を過ぎた辺りから北アルプスの山々も見えて感動する。
駅から宿に向かう道でも黒姫と妙高が大きく、新潟に近いことを実感した。
荷を置いて、小林一茶の記念館や旧宅など見て回る。
夕食は料理旅館らしく日本海の幸などいろいろ並び堪能する。
新大阪10:40<>名古屋12:00<>長野15:16<>黒姫15:51
13(土) 焼きたての美味しいパンなど贅沢な朝食をして、集合場所の駅まで送ってもらう。
信濃町主催の山開きで40名の参加者とスタッフ合わせて48名で登ることが分かった。
バスで西登山口まで行き、ここからの出発となる。下山は東の予定だったが残雪のため西往復とのこと。
シラカバやカラマツの林を通って、種池、古池を見ながら歩いていく。
歩き易いなだらかな道が続いていたが、急に雷と大粒の雨で急いで雨具を着ける。
新道分岐では雨も止んで明るくなる。少しづつ登りになるが、オウレン、コミヤマカタバミ、ヒメイチゲ、ユキザサ
など可愛い花が並び、カメノキやドウダン、ミネザクラなども満開で楽しませてくれる。
大きい袋を背負った人たちが下りてきたが、根曲がり竹採りらしい。
左手に御巣鷹山(小黒姫)も見え出して、少しの急登で山頂に着く。
展望のいい山頂のようだが、今日はガスで野尻湖や駅周辺、明日登る飯縄山もぼんやりとしか見えない。
皆が揃ったところで役場の人からお神酒を頂く。美味しい地酒だった。
帰りも往路と同じだが白玉平では、残雪の金山や焼山、火打山などが望まれた。
野鳥の声も賑やかで、オオアカゲラのドラミングがブナ林に響いていた。
登山口で皆さんと別れ、戸隠キャンプ場のバス停へ向かう。
少し薄暗くなり心もとなく20分ほど歩いていたら、団体のバスが停まり乗せてもらえ嬉しかった。
黒姫駅7:20<>登山口7:50…新道分岐9:10…しらたま平11:00…山頂11:30〜12:30…しなの木13:40〜14:10…
新道分岐15:10…登山口16:10…キャンプ場16:40〜17:03<>中社17.12
駅からの黒姫山(2053m) 妙高山も近い
記念館横にある俳諧寺 生涯を閉じた土蔵
西登山道入口 カラマツやシラカバの林
古池。山頂が幽かに見える 大きいしなの木
山頂が見えてきた 大きなレリーフがある山頂
岩の下に祭られた地蔵 しらたま平付近
飯縄山が真正面に 満開のミネザクラ
ツマトリソウ ミツバオウレン
ツクバネソウ 産卵中のモリアオガエル
14(日) 人っ子一人いない中社の町中を抜け、近道から登山道に入る。
曇りのせいか森は薄暗く、熊が出そうで笛を出して歩く。
萱ノ宮辺りまではなだらかな広い道が続くが、それからは急登になり道も悪くなってくる。
連日と荷物も多くなり足が交わしにくいが、レンゲツツジやトウダン、ピンクの花などが鮮やかで疲れを取ってくれる。
合流点までは4,5人の学生と会ったのみで、一の鳥居の南登山道からが多いようだ。
ここからは展望もよくなって南峰も見え、急な岩の道を汗を掻いて登っていく。
神社にお参りして北峰の山頂に向かう。時間が早いためか、4人ほどとすれ違ったのみ。
ガスの晴れ間を待つが、黒姫あたりは見えずじまいだった。
下っていくと次々と大勢の人が登ってきて、長野市の最高峰というこの山の人気もわかる。
西に比べ急な道で歩きにくいと思われるが、駐車場などが便利なためだろう。
下っていくとエゾハルゼミの声が前後左右で賑やかなこと。
鳥居をくぐってから、15分のアスファルト歩きは暑くてこたえた。
いつも賑っている善光寺を眺め、温泉でさっぱりして“しなの”に乗る
旅館6:30…西登山口7:00…萱ノ宮7:30…合流点9:00…飯縄山頂9:20〜40…水場10:20…一の鳥居登山口
11:30〜50<>長野12:35〜14:00<>新大阪18:03
戸隠中社 西登山道
南峰にある飯縄神社 南峰より山頂
広い山頂(1917m) 山頂より南峰
霊仙寺山 今年設置されたトイレブース
下山口付近 一の鳥居登山口
ムラサキヤシオ レンゲツツジ
サラサドウダン
クリンソウ ギョウリンソウ
イチヤクソウ ギンラン