気温16℃から35℃のマレーシアとシンガポールへ。日本からの直行便は快適だが、近くても二国間の往復は大変だった。
関空へのリムジンが工事で30分遅れ、シンガポールからマレーシアへの便は1時間30分も遅れ、乗り継ぎのため空港内を走り回る。
その上、トランクがマレーシアに置き去りにされる始末。
また近所の方と同行するという偶然も重なり、短いが印象深い旅になった。
18日(水) 関空11:00<>クアランプール16:30 (時差1時間)<>夕食<>ツインタワー鑑賞<>ホテル20:00
機内の寒さから開放されると、外はムッとする空気が漂っている。
辛いマレー料理の後、ツインタワーへ。上に登るかと期待したが、周りからの写真撮影のみ。
それでも銀色に輝くタワーはツインとして世界一、クアラルンプールのランドマークとして納得出来る美しさだった。
ホテルの部屋からも遠くに眺められ、正月を祝うのか花火が上がっていた。
ペトロナスツインタワー 452m ホテルから朝の市街
19日(木) ホテル8:00<>王宮<>国家記念碑<>独立広場<>マラッカ・昼食<>星雲亭<トライショー>オランダ広場
サンチャゴ砦<>クアラルンプール・ホテル
常夏の暑い一日が始まる。王宮では子供たちの見学も多かった。市内を巡った後、2時間半で古都マラッカへ。
高速道の両側にはパームヤシ畑。ここの主要産業のようでかなりの規模である。ココナッツの実も見えた。
昼食はマレーと中華のニョニャ料理だったが、時間が遅いせいもあり美味しく食べられた。
マラッカ観光は中国の寺院から。ここで名物のトライショーに二人ずつ乗る。
脇に自転車が取り付けられて人力で走るが、どれも派手な飾りで囲まれている。
10分ほどでオランダ広場着。ここはポルトガルに占領され、その後オランダに統治された経緯を
古い遺跡が物語っている。丘の上からは涼しい風と共にマラッカ海峡も望まれた。
また、渋滞にも遭いながら、来た道をクアラルンプールへ戻る。
連邦国王の宮殿・衛兵がいる門 アラビア風の建物と庭園
独立広場付近・旧時代の建物 マレーシア最古の中国寺院・星雲亭
人力車のトライショーが並ぶ オランダ統治時代のキリスト教会
ポルトガル占領時代の教会とザビエル像 ポルトガルが築いた砦。当時外側は海
20日(金) ホテル7:30<>空港11:15<>シンガポール空港12:25<>昼食<>富の噴水・ラッフルズ卿上陸地点・
マーライオン公園<>マリーナベイサンズホテル16:30・夕食・光と音のショー20:00・ガーデンズバイザベイ20:50
今朝は早起きで空路シンガポールへ。セキュリティのチェックは厳しく時間がかかる。
1時間ほどで入国となるがまたまた厳しい。ここはガムなどの持ち込みも禁止されている。
中華料理の昼食後、観光が始まる。高層の建物が軒を連ねるが、何事も風水が関わるらしい。
マーライオン公園は大勢の人で賑わっている。前に見えるマリーナベイサンズホテルが異様な様でそそり立っている。
どんな作り方をしたのか、また地震のない国とはいえメンテナンスなど想像出来にくい。
2500室はいつも満杯とかでホテル内は人で溢れかえっている。
電源ボックスにカードキーを差し込むと、カーテンが自動で開きびっくりさせられる。
部屋は流石に広く格調高いが、バスタブがないのが残念。
夕食はまた外での中華料理。海鮮鍋に牛肉が入り、おじやも美味しくなかった。
20時と20時50分から場所を変えて、光と音のショーを楽しむ。レーザーと音楽は大迫力である。
その後急ぎ水着に着替えて、57階のプールに行く。ここも人が多く夜景を楽しむくらい。ジャグジーの方が良かった。
高層建築物が立ち並ぶ 一際異彩を放つマリーナベイサンズホテル
マーライオンは今でも大人気 大都会の輝く夜景
中華料理は少し辛味 具材はいろいろな鍋料理
イベントプラザでの光と音のショー クライマックスでは竜が現れた
ガーデンズバイザベイのショー 色とりどりの変化で楽しめた
21(土) ホテル11:30<>昼食<>ガーデンズバイザベイ<>ボタニックガーデン(蘭園)<>コロニアルホテル<>
シンガポール空港20:45<>クアラルンプール空港21:50<乗り継ぎ>22:20<>関空22日(日)5:40
11時まではホテルライフを楽しんでということで、56階の展望台へ。
やはり市街地などがよく見えて、人工の街という印象が強い。
ホテル内のショッピングモールは10:30頃の開店で閑散としている。
ただカジノは開いていたので、初めての体験でスロットマシーン風をしてみたが、少額は10分ほどで片が付く。
かなりの額を賭けて、あっという間に取られてしまっている人など、やはりカジノだと感じた。
バスで人工の木の植物園へ。木の周りは蔓やランなどで覆われているが不思議な感覚である。
高い所を巡る遊歩道やツリーの上部にはレストランもあるようだ。
ガラス張りの二つのドームを巡って、熱帯性の植物から高山植物まで見られるようになっている。
大量の水を落とす滝や高山から流れる雲霧などが至る所で見られ、暑さを忘れさせてくれる。
次に世界遺産となったボタニックガーデンの蘭園を訪れる。
6万本のランが次々に現れ、花の色、数に圧倒されるが、とにかく暑く汗が流れ落ちる。
VIPガーデンには訪れた方の名を冠したランも展示されていた。
シンガポールを代表するコロニアルホテルは改装中だったが、中庭などにその雰囲気は感じられた。
空港では到着便が来ず待ちぼうけ。
やっと来た便のクアラルンプール着は乗り継ぎ便の搭乗が始まっている時間で、ゲートまで走りやっと乗れた。
その上まだおまけがあり、関空では8名分の荷物がなく、入国用の書類まで書かされる。
家にトランクが届いたのは、2日後だった。
57階のプールと迫る建物 展望台からの眺望
左下のマーライオンも小さい ガーデンズバイザベイの全景
人工の木が立ち並ぶ異様な光景 高さ50mの周りは緑に覆われている
地球上とは思えない世界 常夏の花々を見ながら高山へと誘われる
鮮やかな大振りの花 様々な種類で楽しませてくれる
上から垂れ下がる珍しい花 アツモリソウに似た花
葉陰にひっそりと咲いていた ナショナル・オーキッド・ガーデン(蘭園)
種類も多く、花も大きめ 清楚な白色のラン
華やかさを振りまく大振りのラン マレーシアのホテルの米粒アート