中央ヨーヨッパ(ハンガリー・スロバキア・チェコ・オーストリア)   2015.5.25〜6.2

時代に翻弄されながらも、中世の面影を残す中央ヨーロパの国々。
小さいながら、それぞれの個性を持つ、落ち着いた大人の街の歩き旅だった。

5/25(月) 関空23:10<カタール航空>
  26(火) ドーハ4:20〜7:10<>ハンガリー・ブタペスト11:30<バス>王宮…マーチャーシュ教会…漁夫の砦<>ホテル15:30
      入国は簡単に済み、両替(フォリント)をした後、市内観光へ。
      空港からも近く、ドナウ川を見ながら王宮の丘へ。こちらはブタ地区で川の向うがペスト地区、見下ろすブタベストの街が美しい。
      マーチャーシュ教会は、エルジェーベトが戴冠式を行った教会で高い尖塔があり、市内のどこからでも見える。
      ドナウ川に架かるのが、くさり橋、エルジェーベト橋、自由橋、マルギット橋などで、それぞれに個性がある。
      川には多くの船が行き来しているが、雨後のためか、中流域のせいか、碧きドナウではなく濁った色である。
      早めにホテルに着き、夕食後に併設のスパに行ってみる。温泉、ジャグジー、プールなど規模は小さいが、健康には良さそうだ。
      温泉王国と言われるハンガリーには、ローマ時代からの文化があり、市内には大きい温泉がたくさんみられる。

旧王宮  自由橋
     ペスト側から見たブタの王宮の丘             ハンガリー王国の紋章と冠を頂く自由橋
ブタペスト  マーチャーシュ教会
     ドナウ川を挟むブタペスト市街               屋根が美しいマーチャーシュ教会

27(水) ホテル9:00<>国会議事堂<>中央市場12:00<>13:00ドナウベント(エステルゴム・センテンドレ)18:00
     <>ナイトクルーズ20:30〜21:30ホテル22:00
     ホテルの部屋から増水したドナウの流れや中洲の島を1周するランナーが見える。
     バスですぐの国会議事堂は外観も素晴らしいが、内部の装飾にも目を見張るものが多い。
     小、中学生の団体もいて、かなり賑やかである。
     中央市場は1890年に建てられた常設市場で、名物のパプリカやとうがらしが並んでいる。
     午後はドナウ川が直角に曲がるというドナウベントの町・エステルゴムへ。
     丘の上に建つ大聖堂は高さが100mの立派さで、ハンガリー建国の地に聳えている。
     この裏手からは対岸にスロバキアの町を見渡せ、橋は通勤にも利用されているとのこと。
     次に訪れたセンテンドレは小さな町で美術館が多く、セルビア文化の香りがする。
     雑貨店も多く、覗いているとすぐに時間が経ってしまう。
     ブタペストに戻り、夕食にグヤーシュ(スープ)が出たが、口に合わなかった。
     夕刻からは1時間のドナウ川ナイトクルーズへ。王宮や国会議事堂などのライトアップは素晴らしく、
     8:40にはくさり橋の点灯が見られて感激、寒さも厭わずデッキから眺めていた。
     
国会議事堂  議事堂内部
           国会議事堂                      豪華な装飾が施されている
議会場  ムシパン
   議場では学生たちが模擬国会を行っていた      ローストポーク。クネドリーキ(ムシパン)が付く

中央市場  魚屋
   中央市場内の野菜屋(パプリカ)が多い          海から遠いのでコイやナマズも売られている
大聖堂  エステルゴム
      ハンガリー・カトリックの総本山                川の向こうはスロバキア

28(木) ホテル8:00<>10:30 スロバキア・ブラチスラバ<>14:30 チェコ・レドニツェ<>プラハ19:30
     今日はハンガリーを離れて、スロバキアに入り、午後チェコへという慌ただしい1日である。
     国境10:30、一瞬で通過する。20年ほど前にチェコから分離・独立した国で広さも北海道の5分の3程。
     スロバキアの首都、ブラチスラバもドナウ川に面しており、マリア・テレジアも住んだ城が丘に聳える。
     旧市街を取り巻く城壁も残っていて、中心の広場に面して日本大使館がある。国旗に感動。
     昼食は船上のレストランで、パプリカ入りのグラーシュ(シチュー)でクネドリーキも付いている。
     また国境を14:30に通過してチェコへ。国境近くではバスが止められ、ドライバーは警備(?)の4人に
     コーヒーのサービスをさせられていた。クロアチアでもあったことだが…
     両国ともユーロが使えるので、両替の必要はなく便利である。(オーストリアもユーロ)
     世界遺産のレドニツェ城の庭園を30分ほど見学して、またプラハを目指す。
     街なかのホテルは可愛い感じの部屋でバスタブもあり一安心。ロビーでは生演奏もしていた。

プラスチラバ城  大使館   
 四角いプラチスラバ城・4つの塔はテーブルの脚        旧市街の中心・フラヴネー広場
おじさん   レドニッツェ城
        おじさんがマンホールから?              イギリス式庭園のレドニツェ城

29(金) ホテル8:00<>聖ヴィート教会・旧王宮・イジー教会・カレル橋・旧市街<>12:30チェスキー・クルムロフ
     15:30ホテル…クルムロフ城・旧市街…夕食…ホテル20:00
     14世紀にローマ帝国の首都として栄えたプラハ。その面影を残す街は落ち着いた色合いである。
     ヴルタヴァ川の西岸の丘に聳えるプラハ城。その中にあるヴィート教会は朝からたくさんの人が集まっている。
     王宮、イジー教会を見学して、街を見ながら旧登城道を下っていく。
     600年前の石橋、カレル橋を渡る。両側の欄干には30体の聖人像が並んでいる。
     賑やかな通りを歩いて行くと旧市街広場に着く。教会や旧市庁舎、宮殿などに囲まれているが、
     皆のお目当ては毎時に動き出すからくり時計である。人形など細やかで終わると拍手がおこる。
     ここの一角で、ボヘミアンガラスを手に入れる。繊細な模様が彫ってあり、思っていたより軽い.
     昼食後、世界で最も美しい町といわれるチェスキー・クルムロフへ。
     渋滞で到着が遅れたので、ホテルに荷を置き急ぎ閉館前のクルムロフ城の塔を目指す。
     滑り込みで入場出来、160段のらせん階段を登る。素晴らしい眺めが待っていた。
     ヴルタヴァ川が大きく曲がり、そのなかに16世紀から変わらない赤い屋根の可愛らしい町並みがある。
     広大な庭園のほか第5の中庭などもある規模の大きな城館である。
     石畳を下りながら、土産物店が並ぶ広場に戻る。散策・夕食後、ホテルへ。
     裏が公園になっているホテルは民宿風で部屋もまちまち。お姫様風に当たった男性もいた。

聖ヴィート教会      ステンドグラス
   100mの尖塔が美しい聖ヴィート教会               ハムも手がけたステンドグラス
プラハ城  カレル橋
       ドナウ川とプラハ城                      カレル橋上の聖人像
塔の上より  クルムロフ城
    城からのチェスキー・クルムロフ市街           走り登ったルネッサンス様式の塔
人形屋  マス
       可愛い木製おもちゃの店                美味しかったマスのグリル
ホテル  川
      ホテルは古い民宿風                       町を取り巻く川

30(土) ホテル8:30<>13:00ハルシュタット散策16:00<>リンツ18:35<レイルジエット>19:30<>ホテル21:30
     今日から4番目の国、オーストリアである。前にザルツブルグなどは来ていたが、ウイーンは初めて。
     ポスターでもよく紹介されるハルシュタットは期待していた所だが、着いた時は少し曇り空で肌寒い。
     静かな湖面に舟屋を持つ家々が映っている。家は高台まで伸びて、狭い通りには岩塩などの店が多い。
    1時間もあれば、端から端まで歩けるような町だが、ボートで湖面からの家並も見てみたかった。
     山上にはケルト文明にも関わる世界最古の岩塩坑があり、坑道など見学できるようだ。
     観光客が多く、自動両替機などもあり、スーパーも新しく大きくなったとのこと。
     バスでリンツまで戻り、そこから特急電車でウイーンへ入る。
     全席指定の特急は座席もきれいでテーブルもあり、何よりトイレの設備がよかった。
     ウイーンは連泊で、リング(環状道路)内にあるので散策にも便利な所だった。
     5つ星ホテルに期待していたが、やはり広さもあり設備がいい。外国でトイレが別はあまりなかったので。

  湖畔の家
     絵ハガキそのままのハルシュタット             水際ぎりぎりに建てられた家並
商店街  特急電車
     ケーブルカーに乗り塩坑も見学できる          車内の設備がよかった特急電車
ホテル  風呂場
     ベッドも大きくゆったり出来る               広いバスルーム。ガウンもあった

31(日) ホテル8:30<>シェーンブルン宮殿・王宮・オペラ座<>美術史美術館13:00〜15:00…散策…ホテル18:00
     ウイーンはハプスブルグ家が築いた芸術の都で、至る所に中世の建造物や銅像が見られる。
     シェーンブルン宮殿はマリア・テレジア時代で、サンクトペテルブルグのエカテリーナ宮殿に外観も中も似ている。
     財政難や戦争で規模を小さくし夏の離宮としたようだが、後方にある庭園の広さと美しさに見惚れてしまう。
     テレジアの子供たち(マリーアントワネットも)やナポレオンの部屋があることが不思議に思える。
     中心部に戻り、王宮やオペラ座を見て、昼食。ウインナー・シュニッツェル(カツレツ)も美味しく、デザートの
     ザッハートルテに感動。
     午後は美術史美術館見学。エントランスの大理石や華麗な大階段にも歴史を感じる。
     2階の絵画ではピーター・ブリューゲルの主要作品が展示され感激。フェルメールやレンブラント、ベラスケス、
     ルーベンスなどもあり、1階には古代のエジプトの品々が展示されている。
     その後は自由時間なので、日曜日は商店は休みということもあり、3人でシュテファン寺院を目指す。
     この辺は一番賑やかな通りの歩行者天国で、コンサートの客引きが寄ってくる。日本語も上手。
     シャニガルテンでメランジェ(カプチーノ)を飲む。甘くてコクがあり疲れがいっぺんに取れた。(4ユーロ)
     ホテルへはブランド店のウインドショッピングとペーター教会のミサにも出会い、夕食を買って帰る。
     
6/1(月) ホテル9:00<トラム>ベルヴェデーレ宮殿<トラム>ホテル12:30〜13:00<>ウイーン空港16:00<>ドーハ22:00
     午前中は自由時間で13:00出発になっているので、ホテルを9時に出て、トラムでベルヴェデーレ宮殿に向かう。
     今日は4人で、確かめておいた地下鉄の切符売り場(トラムも同じ)で往復の2枚を買う。(自販)
     宮殿行の4番に乗り、すぐ乗車券を刻印する(してないと罰金が高い) 宮殿の外壁が見えた所で下車。
     開館は10時なので、しばらく池の辺で待つ。上宮から下宮への庭園も美しく、シュテファン寺院の塔も見える。
     オーディオガイドを借り(パスポートを渡す)、目的のクリムトの部屋へ。昨日の美術館にもあったが代表作の
     『接吻』 はここ。大作で金粉を使った凹凸は本物しか見られないと感動した。
     11:30に出て、簡単に食べられる店を探すがなかなか無く、リンク内まで来てしまった。
     とりあえず目に付いたマクドでお昼にする。言葉(ドイツ語)が通じないので、このような店が都合がいい。
     またトラムに乗ってホテル着。それぞれに集まっていた。
     空港も新しくなったようで、スムースに済み、また帰りの飛行機に乗る。

シェーンブルン宮殿  庭園
      シェーンブルン宮殿・正面                  丘の上に立つグロリエッテと噴水
庭園より オペラ座
     ハプスブルグ家の夏の離宮・庭園             世界3大オペラハウス・オペラ座
新王宮  美術史美術館
     ヒットラが演説したバルコニー             建物自体が美しい美術史美術館
ベルヴェデーレ宮殿  ザッハートルテ
   池に映るベルヴェデーレ宮殿・上宮               美味しかったザッハトルテ
 

2(火) ドーハ1:30<>関空17:10
    ブルガリア上空で、黒海に注ぐドナウ川が見えた。
    ドナウに始まり、ドナウに終わる旅になった。