オミクロン株が落ち着かないまま感染者数に一喜一憂しながら、とうとう沖縄行きを決断した。3回目の接種を済ませて。
20年ぶりの沖縄、海は変わらず美しいものの観光客は疎らで、ホテルも観光地も寂しい感じだった。
8(火)伊丹空港8:50<>那覇空港11:00<バス>ゆいゆい国頭<>大石林山<>辺戸岬<>ホテル17:30
JALの大型機は450人程を乗せて南へと飛ぶ。海が近づいて空港へ下り立つ。ツアーも半分の11名で
4名分の座席をゆったりと使う。前にはなかった高速道路を走り、沖縄らしい風景を眺めながら、ガイドさん
の豊富な話に引き込まれる。左手に透明な海が広がるが、手前には火山がまき散らした軽石が漂っている。
やんばる国立公園では専門のガイドさんの丁寧な説明を聞きながら、1時間30分の山道を歩く。
沖縄ならではの植物や展望台からの辺戸岬、青い海に感動する。
バスで辺戸岬へ行き、上り下った大石林山の山並みを振り返る。
やんばるの森・大石林山 ガジュマルの林
マメ科・イルカンダ 月桃のつぼみ
大石林山からの辺戸岬 岬には東シナ海の波が打ち寄せる
9(水)ホテル9:00<>古宇利島大橋・オーシャンタワー<>備瀬フクギ並木<>海洋博公園・
美ら海水族館・自由昼食<>万座毛<>やちむんの里<>残波岬<>ホテル17:45
前夜あまり眠れず朝食も食べられなかった。古宇利島では4人乗りのカートでタワーへ上る。
展望台からの風景は海の色も素晴らしい。フクギ並木は集落で心地良い風が吹き抜けていた。
次はお目当ての美ら海水族館で、公園の広さに驚かされる。ここはやはり子供連れが多い。
ジンベイザメは一匹だけで上の方にいて、マンタが元気に動き回っていたのが癒される。
石灰岩の万座毛から東シナ海を望み、久し振りのやちむんの里を巡る。
前に手にしていたぐい呑みの作家を聞いてみたが分からずしまいだった。
(自宅に戻り10日後、壺屋焼作家の新垣勲さんの作と分かりました)
夕日が落ちかけている残波岬では多くの人がその時を待っていた。
オーシャンタワーからの古宇利大橋 沖縄の原風景・フクギ並木
海洋博公園入口 美ら海水族館・ジンベイザメ
象の鼻のような万座毛 残波岬の夕日
10(水)ホテル8:30<>海中道路・あやはし館<>首里城<>那覇・国際通り・琉球料理と買い物
<>識名園<>旧海軍司令部壕<>ホテル16:15
うるま市を通って海中道路へ。海の駅・あやはし館は平安座島などの中間にあるが寂れた感じ。
また高速に戻って那覇市内に入り、首里城へ。世界遺産も2019年に正殿などが焼失し、今は
工事中のなかを辿っていくが、東のアザナからはモノレールなども見られる。
国際通りでの昼食後、土産店を巡るがいつもの賑わいにはほど遠いらしい。
その後は世界遺産の識名園へ。ガジュマルなども見られ街なかとは思えない趣がある。
ここも池の工事中で、水のない庭園はまた違った風景になっていた。
最後に行った司令部壕はやはり沖縄の歴史を肌で感じる寒々とした場所だった。
ホテルの夕食はないとのことで、近くのスーパーで地元の食材を買い部屋で食べる。
首里城・守礼門 琉球王朝の別荘・識名園
旧海軍司令部壕・司令官室 残波岬ロイヤルホテルのプール
11(金)ホテル8:30<>知念岬<>斎場御獄<>昼食<>おきなわワールド<>琉球ガラス村
<>那覇空港16:00~18:05<>伊丹20:00
バスは東へと走り、久高島を望む知念岬へ。ここからすぐに斎場御獄がある。
急な滑りやすい道を登っていくと昔からの祈りの場所に着く。
琉球王国の最高の聖地で厳かな雰囲気が漂う一帯である。
近くのホテルで和食を味わった後、おきなわワールドへ。まずは地下の玉泉洞。
湿度が90%ほどでかなり蒸し暑い。賑やかな太鼓の音に誘われエイサーショーを見学。
踊りと大きな太鼓は迫力満点。時間に追われ機織りのある城下町なども足早に過ぎる。
さとうきび畑を見ながら琉球ガラス村へ。昨夜、例の軽石を使ってガラス製品に成功したと
放映していたが、またテレビクルーがきていた。
どこも車や人が少ないせいか予定より早く 空港着となる。
今回の旅は歩くことが多く、4日間で50500歩にもなっていた。(1日平均12600歩)
太平洋を望む知念岬 斎場御獄・三庫理
おきなわワールド・玉泉洞 迫力あるエイサーショー
琉球民家の上江州家 ロワジール那覇・森英恵デザインのプール