百名山ラストの恵那山は7月の雨、8、9月の台風で延期ばかり。やっと5回目で広河原コースの日帰り登山が出来た。
21世紀生まれの新コースといわれる道は、展望もよくしっとりした歩き易い道だった。
神坂峠へ続く林道脇。ここから下りていく
本谷川に掛かる橋 川向こうに登山道が見える
尾根から山頂が木の間越しに見えてくる 遠く南アルプスも望まれる
笹原に付けられた登山道 岐阜と長野の県境分岐
展望はないが明るい山頂 山頂の一等三角点と祠
山頂から5分ほどの避難小屋。中もきれい 6〜10月は水洗(雨水)のトイレ
山頂にはもう秋が来ていた 木の実も赤く熟している
中央道を行く車窓からは恵那山が大きく聳え、長いトンネルを抜けた園原ICで下車。そこからタクシーに乗り継ぐ。
林道駐車場には7〜8台止めてあったがゲートは開いていて登山口まで行けた。ただ落石の危険もありそうで道路の
状態もあまり良くない。タクシーは帰りもここまで来れるとのことで1時間短縮になった。
本谷川に掛かる3本の木橋を渡っていく。増水した時は危ないようだが今日は水量も少ない。
すぐに岩混じりの急坂で汗が吹き出すが、だんだんと道も良くなり1716m地点に着く。
しばらく行くと熊笹のなかの道で暑くなるが、展望が良くなって気持ちのいい風も通っていく。
御嶽や南アルプス、乗鞍岳までも見渡せて、延期して本当によかったと感じる。
樹林帯に入ると県境分岐になり、しばらくで広い尾根に入ったことが分かる。
湿った所もあるが、歩き易い道を登っていくと明るい頂上に出た。
展望はないが標識も慎ましい感じで、やっと来れた嬉しさと百名山完登をしみじみ味わう。
イザナギ・イザナミの神を祭る山にふさわしく、祠が3ヵ所もある。
広い山頂をうろうろして、風景を楽しみながら来た道を引き返す。
森林管理用をやさしい道作りで復活した登山道ということだが、展望と樹林のなかを行く楽しさもあり、
また日帰り出来て、遠かった恵那山が近くにも感じられた。
予定より2時間早く下れたので昼神温泉にも入り、大阪までの直行便も変更して早く戻った。
コースタイム
新大阪6:43<JR>名古屋<JR>中津川8:48〜53<バス>園原9:25<タクシー>登山口9:40〜50…1716m10:45…
県境分岐11:45…恵那山12:00〜13:00…県境分岐13:15…1716m13:50…登山口14:35〜40<タクシー>昼神温泉
15:00〜16:00<バス>名古屋18:30〜51<JR>新大阪19:45
御嶽 (8.13〜14)
田の原の登山口。鳥居をくぐっていく。 王滝と小屋が見える。右手が剣ケ峰
王滝頂上の御岳神社 王滝より山頂。神社と小屋が近い
山頂より大滝方面 山頂よりニノ池方面
山頂よりニノ池と小屋 一ノ池方面
13日 12年ほど前にも行く予定だったのに駄目になり今回も3度目でやっと来ることが出来た。
バスはスキー場をどんどん登って2100mの田ノ原まで運んでくれる。
駐車場も広く、散策の人や御嶽参りの人もたくさん見受けられる。
鳥居をくぐって歩き始めるが、頂上までよく見え、気温も高くすぐ暑くなる。
8合目頃からはハイマツ帯になるが、風もあり歩き易くなった。
王滝頂上から剣ケ峰を見上げる。すぐそこなのに、一歩一歩が辛い。
若い子が二人も高山病の症状をしていた。スピードが速かったようだ。
小屋で受付を済ませて山頂へ。また違った風景が広がり、二ノ池のブルーが印象的である。
夕方からガスが出てきて、雨も降り出してかなり寒くなってきた。
宿泊者も14名ほどで、皆ストーブの傍を離れない。
14日 朝からガスと雨。摩利支天まで行くつもりだったが、諦めて来た道を戻ることにした。
雨は明日も続くとの予報なので、恵那山も出直すことにして帰る。
コースタイム
13(水) 新大阪<JR>名古屋<JR>木曽福島9:22〜45<バス>田の原11:09〜30…8合目石室12:25
…王滝頂上13:35…山頂14:10…小屋14:30
14(木) 小屋6:40…王滝7:00…8合目石室7:45…田の原8:40〜9:30<バス>木曽福島10:54<JR>大阪