花の島と言われる大佐渡は、アオネバ渓谷のニリンソウを始めとした花々、またドンデン高原から
金北山への縦走路もカタクリなどが続く花の道で、天気にも恵まれ満足の旅となった。
29(火) ジェットフォイルから島影が見え始め、両津湾に入ると残雪の金北山が正面に大きくなる。
バスで登山口まで移動し、花を見ながら、撮りながらのゆっくり登山が始まる。
道の両脇には次々と花が現われるので前に進めないほど。
殊にシラネアオイとニリンソウ、キクザキイチゲは多く圧巻である。
念願のオオミスミソウもあったが、ここは少し盛りを過ぎていた。
夜はホテルで『佐渡おけさ』などの踊りもあり、哀愁を帯びた音色に遠流の地を感じさせられる。
伊丹空港8:05＜＞新潟空港9:10〜港11:10＜ジェットフォイル＞両津港12:10＜＞アオネバ登山口
13:00〜40…十字路14:40〜50…登山口15:50＜＞秋津温泉16:30
アオネバ（青粘）登山口 ニリンソウ群落
ヒトリシズカ シラネアオイ
キクザキイチゲ イチゲの群落
カタクリ 白いカタクリ
斜面一面にカタクリ イチゲとカタクリ
エンレイソウ スミレ
ニシキゴロモ エチゴノキジムシロ
エゾエンゴサク ヒョウタンボクの花
ナニワヅ ザゼンソウ
サンカヨウ キケマン
30(水) 新装なったドンデン山荘（900m)までバスで行く。かなりの腕でないと回らないようなカーブの連続。
940mの尻立山を通ってドンデン高原へ。なだらかな草原にはまだ放牧の牛はいない。
水芭蕉の池の辺を行き、昨日の十字路に着く。ここからは上りになるが、またカタクリ、イチゲなどが
満開で楽しい道である。オオミスミソウも多いが、こちらは木の陰にひっそりと咲いている。
カタクリとイチゲは仲がいいようで、縦走路や斜面一面に途切れることなく花を咲かせている。
展望のいいマトネ(938m)からは金北山への道が見えるがまだ遠い。
４〜５ケのコルを経て天狗の休場へ。次第に雪の上の道となり枝が跳ねたりして歩きにくい。
あやめ池からは残雪の急登になるが、ステップが切ってあるのでアイゼンは要らない。
ドームが大きくなりやっと山頂に着くが、防衛省の管轄で道路脇に標識があるのみ。
神社の社とドームが山頂を競っているような異様な光景で、折角の達成感が損なわれる。
歩くのも許可がいるという管理道路を1時間歩いて白雲台に着くが、ダンプが走っていて歩き難かった。
ホテル7:40＜＞ドンデン山荘8:25〜40…十字路9:55…マトネ10:40…真砂の峰12:05〜30…あやめ池
14:10 …金北山15.10〜30…白雲台16:30＜＞ホテル17:00
ドンデン山荘 尻立山（940m）より金北山
ドンデン高原・キャンプ地と池が見える 真砂の峰よりの金北山
天狗の休場付近より 金北山山頂
社とドーム フキノトウも芽を出している
オオミスミソウ(ユキワリソウ） 白いユキワリソウ
ユキワリソウ 濃いユキワリソウ
1(木) 午前中は小佐渡の小木海岸の矢島・経島でたらい舟に乗ったり、酒蔵、妙宣寺とトキの森公園など見学する。
トキは期待していたが、ゲージはかなり遠く、2度ほど飛んだ時朱鷺色の羽が見えただけだった。
ホテル8:00＜＞小木など＜＞両津港14:30＜＞新潟港15:30＜＞空港17:45＜＞伊丹18:50
矢島・経島の景観 小木海岸のたらい舟
いかの一夜干し 妙宣寺の五重塔
