トキとトビシマカンゾウを求めて15年振りの佐渡へ。
天候はいまいちだったが、どちらも目的は達せられた。
1(木) 伊丹10:25<>新潟11:25<>新潟港<>両津港<>歴史伝説館<>ホテル17:00
大阪から1時間で新潟へ。カーフェリーの一等船室のソファーはベッド並で心地よく
揺れもないままゆったりと2時間30分で両津港着。バスで佐渡歴史伝説館へ移動する。
緑の樹々のなかにある伝説館は精巧な作りの人形たちが佐渡の歴史を物語っていた。
2(金) ホテル8:30<>トキの森公園<>大野亀<>二ツ亀(昼食)<>尾畑酒造<>琴浦洞窟クルーズ・たらい舟<>ホテル17:00
早い梅雨入りのせいか朝から雨模様。期待大のトキ公園だったが今回も遠くでしか見れなかった。
ふれあいプラザでもトキは朝食を終え休憩中。雨のせいかケージの中も暗く、抱卵中のトキが望遠鏡で確認出来たくらい。
毎年放鳥して、数も300羽を超えているようでまだ楽しみではあるが…
次は佐渡の北端を目指すが小さな集落が点々として対向車もなく海は穏やかだが雨で色がない。
大野亀では圧巻のトビシマカンゾウが待っていた。見渡す限りの黄色の海である。ニッコウキスゲより少し大きい。
雨は降ったり止んだりだが散策路を楽しむことが出来た。今年は当たり年の様子。
二ツ亀のホテルで美味しい海鮮丼を満足し、外海府海岸を走る長いバスの旅。
日本海側には強風を受けて咲くイワユリのオレンジ色があちこちに見られた。
真野の酒造工場を見学して、南西部の小木海岸へ。雨の中モーターボートとたらい舟に乗る。
ホテルでは21時から民謡ショーがあり、哀愁の音色に誘われた。
佐渡歴史伝説館 加茂湖のカキ筏
トキの森公園 トキポスト
最後のトキ・キンちゃん 中国から来たつがい(写真より)
大野亀のトビシマカンゾウ 外海府海岸
一面の花園 一日花は儚げに咲く
琴浦洞窟 佐渡おけさ
3(土) ホテル8:30<>尖閣湾<>北沢浮遊選鉱場<>金山<>昼食<>高速船<>新潟17:35<>伊丹18:45
8時前ベランダに出ていると、ピンク色の羽をした鳥が飛んできてトキだと感動する。一瞬でカメラでは撮れず。
尖閣湾では波が荒く海中透視船は運行中止で、展望台から荒々しい岩場を眺めるのみとなった。
相川に戻り、緑のツタに蔽われたかつての選鉱場をガイドさんから説明を受ける。
次は佐渡と言えば金山で、かつての現場に潜っていくが、ここでも上手に作られた人形たちの動きや声に驚かされる。
佐渡前寿司の昼食後はジェットフォイルで新潟へ戻る。
その途中、田んぼの上を飛ぶトキをみることが出来て満足な旅になった。
尖閣湾 展望台より
荒波が押し寄せる 北沢浮遊選鉱場
廃墟も緑に覆われて美しい 回して選鉱していた場所
佐渡金山 ホテルより二ツ亀