長崎のお盆は独特である。殊に15日の精霊流しは賑やかで、ドラや爆竹を打ち鳴らして先祖を送る。
そのドラに合わせての掛け声、チャンコン・チャンコン・ドーイドーイは亡き人を送る物悲しさも漂わせる音色でもある。
お盆(8月13〜15日)の間、迎え灯籠で先祖を迎える
初盆なので仏壇から出してある 3日間、精進料理を作って先祖を接待する
初盆の家は精霊船を出す。船に飾りや帆などを付ける 横には紋提灯を付ける
3日間墓に参り、提灯に灯を燈す 夕方から船を出す。ドラを叩きながら…チャンコンチャンコン・ドーイドーイ
船の前には先導役と纏が行く 担ぎ手は男性で、後から女性たちも掛け声をかける
時々船を止め、花火などで楽しく送る 景気づけの爆竹は進む時も派手に鳴らす(耳栓が必要)
帆には西方丸と書いたのも多い 凶弾に倒れた前市長の船。担ぎ手は150人だったとか
2時間ほどで海岸べりに着く。環境を考えて流さず置いておく