梅雨の晴れ間に出掛けたが、山も花も宿にも満足の山旅だった。
長野で善光寺へお参りしたご利益かもしれない…
帯岩。鎖はあるが滑り易い 一杯清水。美味しい水だった
一不動避難小屋。戸隠への分岐でもある ニ釈迦を過ぎるとすごい高妻山が見えてくる
五地蔵岳と高妻山 五地蔵岳山頂はこれからすぐ
高妻山への稜線が見えてきた 戸隠方面はぼんやりとしか見えない
山頂と思ったらまだ 山頂はあと少し
山頂より十阿弥陀を見る 高妻山にふさわしい
クリンソウ オオバミゾホウズキ ミヤマカラマツ
シラネアオイ ニリンソウ サンカヨウ
ヤマオダマキ ヨツバシオガマ ヤシオツツジ
キバナアツモリソウ 蕾か、咲いた後なのか アカモノ
ハクサンチドリ ツバメオモト コイワカガミ
ウラジロヨウラク イワシモツケ ミヤマダイコンソウ
21日 前日の昼の天気予報で行くことを決め、宿の予約と慌ただしく仕度をして出立する。
長野からのバス出発まで1時間あまりあるので、善光寺へ参詣する。
さすがに仁王門からして大きく観光客も大勢で、随分前にお参りした母の分も合わせて拝む。
31℃の市内から戸隠バードラインで中社宮前に着くと、爽やかな風が吹いていた。
林の中のペンション風の宿でお風呂にも入れゆったり過ごす。
22日 宿の人に牧場入口まで送ってもらったので30分ほど短縮出来た。
道を牛に通せんぼされたりして、川沿いの林のなかを歩いて行く。
クリンソウをはじめいろいろな花が出てきて写真を撮るのにも忙しい。
大洞沢を6〜7回渡渉していくが、帯岩と不動滝あたりのトラバースは緊張する。
天気でないと危険度が増す山だと実感した。
滝の上から急登になり、冷たくて美味しい一杯清水が元気を与えてくれる。
かまぼこ型の一不動避難小屋付近はブヨの大群でゆっくり出来ない。虫除けスプレ−が必携。
五地蔵岳への尾根から高妻山がピラミダルな形で見え感激する。でもまだまだ遠い。
アップダウンを繰り返していくが、右手に黒姫山や妙高山、残雪の火打山が見えてくる。
その間にもシラネアオイなど25種類以上の高山植物で本当にいい時期に来たと思う。
ササや岩の急斜面を登ってやっと頂上かと思ったらまだ5分ほど先だった。
山頂の岩場の標柱が眩しい。ブヨは少しうるさいが登れた喜びをかみしめながらのんびりする。
雪の白馬方面も見えたが下る頃には霞んでしまっていた。
同じ道を下っていくが、これから登る人も多く良い梅雨の晴れ間になっている。
避難小屋前には戸隠山からの人たちも休んでいたが、ブヨはあまりいなくて助かった。
朝と違い牧場には馬、羊、にわとりなどが賑やかで、子供連れも楽しんでいる。
発車寸前のバスにやっと間に合い予定より2時間早く帰れた。
コースタイム
21(土) 大阪8:58<JR>長野13:46<バス>善光寺<バス>長野15:13<バス>中社宮前16:10…宿舎16:30
22(日) 宿舎5:00<車>牧場5:15…一不動避難小屋6:40…五地蔵岳7:50…八丁ダルミ8:25…高妻山9:20〜50
…八丁ダルミ10:30…五地蔵岳11:10…避難小屋12:00…キャンプ場13:23<バス>長野14:30〜14:41
<JR>名古屋17:35〜51<JR>新大阪18:46