北穂高岳で1日遊んで以来、12年ぶりの上高地である。
1年半前に同じ年で亡くなった人の追悼も兼ね、ゆっくりと穂高・槍を見たいと思った。
先月20日以来の晴れとのことで少々暑かったが、小屋も混んでなく最高の山行きが出来た。
上りは横尾から下りは長塀尾根にしたが、横尾までの人々は穂高・槍方面でこちらはほとんどいない。
下ってくる人もまばらで、樹林帯の中の急登を大汗を掻きながら分岐を目指す。
途中何度か展望もあり分岐では大パノラマが待っていて、来た喜びが湧いてくる。
面白いことに、蝶ケ岳山頂は蝶槍方面とヒュッテの上の2ケ所にあった。
夜は名古屋の学生ボランティアたちが、高山病についての話と酸素濃度などのチェックをしてくれた。
翌日も美しい日の出と共に素晴らしい景色が広がり、下るのが惜しいくらいだった。
穂高、槍は勿論のこと、八ヶ岳や富士山、南アルプスなど展望の山に恥じない眺めである。
長塀尾根では珍しくなったキヌガサソウもあり楽しめるが、ぬかるんだ道が多く歩きにくい。
こちらからもテントを担いでの縦走の人が何人かいて、言葉を交わしながらの通過である。
川の音がしてからの30分の急降下に膝が疲れるが、徳沢園の横に出てほっとする。
2日(日) 新大阪 22:00
3日(月) 上高地 5:30〜6:30…明神・徳沢・横尾9:25〜55…蝶ケ岳13:15〜14:00…蝶ケ岳ヒュッテ14:30
4日(火) ヒュッテ 6:00…徳沢8:45〜9:00…上高地10:40〜11:20<>新島々12:25〜50<>松本13:19〜51<>新大阪17:03
蝶ケ岳からの展望
河童橋からの穂高 焼岳(2456m)
明神岳 明神岳主峰
横尾からの屏風岩と穂高 蝶ケ岳への登山道からの穂高
槍見台から穂が見える 蝶ケ岳(2664m)山頂
ヒュッテとテント場 4時52分日が昇る
雲海の向こうに乗鞍岳 西穂高方面
奥穂高と涸沢岳。鞍部に小屋 槍へ南・中・大喰岳
東鎌と北鎌(右)尾根 上より45分後の稜線
西から奥穂への稜線 奥穂・涸沢・北穂(山頂右端に小屋)
蝶ケ岳山頂と蝶槍 常念岳(2857m)
妖精の池 ヤマアザミ
キヌガサソウ タマガワホトトギス
ホタルブクロ クサボタン
センジュガンビ ハクサンイチゲ
チシマギキョウ ヒョウタンボク
サワギク