久し振りのアジアの旅。3泊5日でコンパクトに巡るが、アンコールワットなどの遺跡群は素晴らしく
その緻密で丁寧な造りに感動する。大汗をかきながら密林からの宝物に会えた喜びに浸る。
人々の暮らしは貧しいが一生懸命さも感じられ、ベトナムでは急激な発展があちこちに見られた。
17(木) 関空10:30 <>ハノイ 13:30<>市内観光<>ハロン湾・ホテル22:00
添乗員の付かない旅行で同行者は9名。こじんまりして纏まりがいい。
ハノイの空港はどんよりしていて湿度が高い。
入国検査などもスムーズに済み、現地ガイドに迎えられて大型バスで市内観光が始まる。
ホーチミン廟、文廟も中国の名残りが強く感じられる。
新・旧市街とも道路はオートバイに占領された感じで、信号もなく横断は怖いくらいである。
フランス領時代のオペラハウスもあり、食事もパンなどが美味しい。
夕食後は4時間かけてハロン湾へ移動する。
ベトナム航空直行便 ホーチミンが安置されている廟
1070年に建てられた文廟 ベトナム最初の大学が開校された
竜の飾りと美しい瓦の屋根 道路は通勤のバイクに埋め尽くされる
市民の憩いの場所・ホアンキエム湖 桜まつりのため日本から届いた桜
ベトナムフレンチ・サラダ かぼちゃのスープ
メーンのフィッシュ(肉との選択) デザートも美味しかった
18(金) ホテル8:40<>クルーズ<>ハノイ空港<>カンボジア・シェムリアップ<>ホテル20:30
ハロン湾を見下ろす部屋からは霧に覆われた海ばかりで、天気はあまり良くない。
クルーズ船は貸し切りなのでゆったり出来、中もなかなか綺麗にしてある。
宿泊しながらクルーズする船、貨物船、漁船などかなり賑やかな湾である。
鍾乳洞のある島に立ち寄り再乗船後は小舟が横付けしてきてカニ、貝、シャコなど売りに来る。
貝やシャコが3〜5ドル、ワタリガニは10ドル。(調理代こみ)
昼食は海鮮料理でさっき買ったシャコなども調理されてくるが、どれも美味しく日本の味である。
少し雨模様になり景色も見えなくなったので、土産物を物色して楽しむ。
ハロン湾からは開発されていく工場や橋、田植えが済んだ景色を見ながら空港へ。
1時間40分でカンボジアのシェムリアップに着き、入国手続き後現地ガイドの迎えでホテル着。
クルーズ船に乗り込む 少し大きいクルーズ船も行き交う
島々の間を多くの船が巡っていく ティエン・クン鍾乳洞。ライトアップされている
小舟が持ってきた魚介類 闘鶏岩(二匹の鶏が戦う)
クルーズ船の昼食は10品もあり美味しい カンボジア・ハンナンチキンライス
19(土) ホテル5:15<>アンコールワット朝日鑑賞<>ホテル<>アンコールトム・タプローム寺院<>
ホテル13:40<>アンコールワット・プレループ<>アプサラダンスディナーショー<>ホテル
大きいホテルで、ビラ風の室は広いが、肝心の湯が水のようでシャワーも出来ない。
翌朝はアンコールワットの朝日鑑賞で4時半に起床しホテルを出る。
日の出は6時20分頃だが、大勢の人がその時を待っている。
一旦ホテルへ戻り朝食。その後アンコール・トム観光に出掛ける。
ここはアンコールワットより古く、規模が大きい。歩いて歩いての連続。
次はタプローム寺院でここもひたすら歩く。暑くて汗が流れ出る。
昼食後、ホテルで1時間半ほど休み(お風呂と洗濯で終わる)またアンコールワットの見学。
レリーフが美しい第一、第二回廊を巡る。説明もあまり頭に入らず陰を探して歩く。
これからは夕日鑑賞もあり、プレループ寺院へまた階段を登る。
夕日鑑賞のメッカらしく、大勢の人がカメラで狙っている。
夕食しながらのアプサラダンスショーで衣装や舞踊の美しさを堪能し長い1日が終わる。
アンコールトム・南大門 橋の欄干の神々
王宮が見えてくる 回廊の彫刻は緻密
バイヨンのクメールの微笑み 中心寺院として建立したバプーオン
まだ修復中の所もある タプローム寺院。回廊を覆い隠すスポアンの木
池に映る朝のアンコールワット 十字回廊と沐浴池
第三回廊と中央祠堂 アプサラダンスショー
20(日)ホテル8:30<>ベンメリア遺跡<>ホテル13:00<>トンレサップ湖<>シェムリアップ空港
<>ホーチミン空港22:10<>関空6:50
ベンメリアは天空の城ラピュタのモチーフになった場所だが、気温が35℃を超えているためか
カメラがヒートアップして写真が撮れなかった。
アンコールワットの練習台ともいわれているようで、ほとんどが崩壊している。
三重の回廊に囲まれていて、木製の見学路から往時を偲ぶのみである。
午後は東南アジア最大というトンレサップ湖のクルーズ。
船は少々汚く湖も濁っている。子供が手伝いながら客の肩たたきで1ドルのアルバイトもする。
周りには2万戸以上の水上家屋があり、雨期には移動するらしい。
水上レストランへ寄るが、ナマズやワニが養殖してあり調理もしてもらえる。
最後は最上級のホテルでの夕食だが、美味しい食事も時間に急かされてゆっくり味わえないまま。
また、自分たちで出国しホーチミンで乗り換えて関空へ。
飛行時間が短いせいか疲れもなく、朝の日本の青空を改めて美しく感じた。
郊外の市場 トンレサップ湖の小学校(乾期のみ)
船の売店・ワニやヘビの燻製 ヘビを見世物にしている
マンゴーのスープ マンゴーカレー