南八ケ岳(赤岳〜硫黄岳)    2004.6.19   

ツクモグサに会いたくて雨も覚悟だったが、台風までも遠慮してくれての上天気で美しい八つが歩けた。
肝心の花は1週間早かったようで数輪のみ。他の花たちが代わりを務めてくれた。

横岳   阿弥陀岳
行者小屋から見上げる横岳              緑も濃い阿弥陀岳
北アルプス  横岳-2
行者小屋からの穂高連峰と槍方面             大同心と硫黄岳
後立山連峰  北岳
白馬から鹿島槍まで見えて感激            権現岳の後に北岳、甲斐駒、仙丈が大きい
富士山どこからも富士山は美しい

阿弥陀岳-2  縦走路
赤岳山頂より中岳と阿弥陀岳             山頂から天望荘と縦走路
赤岳  横岳山頂
天望荘より赤岳を振り返る                横岳山頂と赤岳
赤岳-2   天狗岳
硫黄岳より阿弥陀、赤、横岳               硫黄岳より天狗岳と蓼科山
ツクモグサ  ツクモグサ-2
ツクモグサ。背が伸びていた             一面ツクモグサだがほとんど終りかけ
チョウノスケソウ  オヤマノエンドウ
チョウノスケソウが一番の盛り            オヤマノエンドウも至る所で見られる
ウルップソウ   コマクサ
ウルップソウはこれから                 コマクサはやっとお目覚め
イワウメ  ハクサンイチゲ
イワウメもよく見られた                 ハクサンイチゲも多い
タカネツメクサ  シナノキンバイ
眩しいほどに白花が光る(ツメクサ?)       シナノキンバイの黄色も目立つ
レンゲツツジ  リス
山麓ではレンゲツツジの彩り              宿舎でモーニングを摂るリス


19(土) 台風情報が気になるところだが、まずまずの天気で歩き出す。
     南沢から行者小屋へ向かう。気温がだんだんと上がり、風もないのでかなり暑い。
     行者小屋もチップ制のトイレになっていたが、大勢が楽しむためにはこの方がいいと思う。
     文三郎尾根は高度を稼ぐが網状の階段は歩きにくい。途中では後立山連峰まで見えて感激する。
     台風の影響か登山者は少なく、赤岳直下の岩場もスムーズに通れた。
     山頂で周りを眺めながらゆっくりの昼食後、硫黄岳を目指す。
     4度目の八つだが、赤岳から硫黄へは初めてで天望荘までの下りは気も使う。
     縦走路は花の八つに相応しくいろんな花が咲き乱れ、つい足が止まる。
     ツクモグサは咲き終えていて残念だったが、チョウノスケソウなどに満足。
     ただ日差しがきつく、アップダウンもあり思いのほかハードである。
     三叉峰を越え、横岳を過ぎ、やっとケルンのある硫黄岳に到着。
     ここからは今日歩いた道が辿れ、北八つ方面や本沢温泉の屋根も見える。
     赤岩の頭から樹林の道を下ってオーレン小屋。小屋もテン場も若者たちで賑わっていた。
     一休みして清流沿いの道を下って行く。川の流れが発電に利用されていた。
     
     咲いていた花 ベニバナイチヤクソウ、オサバグサ、ミツバオウレン、ツガザクラ、コケモモ、
               ミネズオウ、ツマトリソウ、シロバナイチゴ、キバナシャクナゲ、ミヤマカラマツ
コースタイム
     宿舎6:30…行者小屋8:50〜9:05…赤岳10:45〜11:45…横岳13:15〜30…硫黄岳14:40〜15:00…
     オーレン小屋15:45〜16:00…夏沢鉱泉16:30