ロサンゼルス(1995)

友人とふたりでロサンゼルスへ行って来ました。
今回の旅行のテーマは、ディズニーランド&ユニバーサルスタジオであります。
特にディズニーランドは40周年ということもあって、ワクワクでありました。

日程:1995年7月11日から7月17日までの5泊7日
利用航空会社:シンガポール航空
利用ホテル:シェラトン・アナハイム(アナハイム地区)
          ウェスティン・ボナベンチャー(ロサンゼルス)

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市内観光&ディズニーランド編
ユニバーサルスタジオ編

        

    ★到着早々、バトル・・・
       今回は添乗員さんなしのツアーだったんだけど、着いた日は現地のガイドさん(男性)
       付きでLAの半日市内観光がありました。時期的に夏休みには少し早かったので、
       結構すいていて、大きな観光バスにお客さんが15、6人しか乗ってません。
       でも、どんなにすいていても、必ずひと組はいる、時間を守りたくない方たち。今回も
       若い女性2人組がしっかりとその役目を果たして下さいました。
       まあ、とにかく、立ち寄る先々でもれなく集合時間に遅れる。はじめはガイドさんも笑って、
       「気を付けて下さいよー」とか、「次遅れたら、ホント怒りますよー」とか言ってたんですよ。
       でも、最後のリトルトーキョーDutyFreeShoppersで遅刻したときには、ついにガイドさん、
       ブチ切れてしまいました。
       「あなた達だけじゃないんだから! ほかにもお客さんいるんですよ!」って思わず怒鳴り
       つけちゃったんですね。
       ところが、その2人組も、なんと開きなおっちゃって、負けてないんです。
       「女性なら、急にトイレに行きたくなるし、時間もかかるんです。ほかの女のお客さんに
       きいてくれれば、皆わかってくれます!」って。
       「わかんねぇーよ! それじゃなにか? 今まで遅れたのは全部トイレのせいかっ!?」
       っと言ってやりたかったけど、ガイドさんvs.2人組のバトルがあまりにも白熱してたので、
       あえて黙ってました。

    ★憧れの・・・
       今回泊まったのはSheraton Anaheimというホテルで、ディズニーランドへ車で5分。
       もちろん、パークの開園時間中はシャトルバスが出ているので、行きたいときに行って、
       帰りたいときに帰れる!
       これ、すごい憧れだったんです。ディズニーランドはこれが3度目だったんだけど、前の
       2回はツアーの一部だったので、朝9時頃ダウンタウンのホテルを出て、渋滞に巻き
       込まれ、1時間かかって到着し、夕方は4時頃集合でもう帰っちゃうの? っていう
       パターンだったのだ。
       それに引き替え、今回は丸々2日も遊べる!
       というわけで、ついた日の夜はディズニーランドの花火の音を聞きながら、胸を
       ときめかせてベッドに入ったのでした。

    ★いよいよ
       開園時間は朝8時から、なんと夜中の1時まででした。すごいなー。
       入園料は1日パスポートが$33。入園するときに一度スタンプを押してもらうと、
       後はアトラクションを利用する度にいちいち見せなくていいので、楽ちんです。
       開園30分前にゲート前に到着。空は青いし、うーんもう、自然と顔がほころんでしまう。
       ゲートの奥にあるウェスタンリバー鉄道の駅に、8時になるとグーフィーとかプルートとか
       プーさんが列車に乗ってやってきて、お客さんのごあいさつ。
       もう、それだけで感激。うるうるしてしまったのでした。

    ★一番人気
       一番人気のアトラクションは、「Indiana Jones Adventure」。
       映画「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」をテーマにしたアトラクションで、ジープ型の
       乗り物に乗ってインディと一緒に大冒険!
       開園と同時に全員がアドベンチャーランドへダッシュ! ほんとに全員が。開園直後
       でさえ、がんばらないと30分待ちとかになっちゃう。日中は大体1時間以上待ち。
       他のアトラクションの待ち時間が20分から30分だったので、いかに人気があるか
       わかっていただけるかと。
       確かにこれはおもしろかったです。普段ワタシはジェットコースターに乗っても、歯を
       くいしばってしまうタイプなんだけど、これはもう、それどころぢゃなかったです。
       終わって出てきたときには、声が枯れてました。
       中でいくつにもコースが別れていて、数百通りもあるとか。完全制覇の道は遠い。

    ★涙止まらず・・・
       今回は2日間も遊べるとあって、1日目はとにかくアトラクションに乗りまくり、2日目は
       パレードとショーを見てショッピングしようと決めてたんだけど、2日とも絶対に
       はずすまい、と心に誓っていたものがありました。それは「Fantasmic!
       夜、アメリカ河とトムソーヤ島で行われるショーです。なんと扇状の噴水をスクリーンに
       して映像を映し、しかもトムソーヤ島では本物のミッキーがドラゴンと戦ったり、
       アメリカ河が一面火の海(河?)になったりと、もうそれはすごいらしい。
       音楽とレーザー光線も飛び交って。
       で、それが一番良く見えるスポットが1ケ所あって、そこは2時間前に行っても、すでに
       占領されてました。みなさま、意気込みが違う・・・。
       ま、とりあえず、見やすそうなところに腰を下ろして一休み。だんだん暗くなってきて、
       5分前に花火と音楽のショー「Fantsy in the Sky」が始まりました。ワタシはなにを
       かくそう、すでにこれだけで涙しておりました。(^_^;)
       そしていよいよ始まり。
       それから終わるまでの30分くらいは、もうとにかく瞬きする間も惜しかった。
       こんなすごいこと考えついて、実現させてしまうなんてっ!
       背中ぞくぞくするし、鳥肌たつし。おわってから、友人とふたり、言葉もなくただ
       泣きました。
       9時間もひこーきに乗って、はるばる見に来た甲斐があったというものです。

    ★ユニバーサルスタジオへ
       そんなわけで、感激しまくったディズニーランドにお別れして、今度は
       ユニバーサルスタジオへ。
       ここへは9年前にきたけれど、そのころに比べてずいぶんと広くなったようです。
       そんな中で人気のアトラクションは「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド」と
       「バックドラフト」。
       「バック・トゥ〜」はおなじみデロリアンに乗ってタイムトラベルするというもので、
       ディズニーランドのスターツアーズと同じタイプ。
       でも、結構動きが激しくて、頭ぶっつけたりして大変でした。
       このアトラクションでワタシが一番好きなのは、乗る前に見る「乗るときのご注意」ビデオ。
       これはまさに「ボケとつっこみ」。傑作で、大笑いしました。
       混んでいると1時間以上待つと聞かされたけど、10分待ちで2回連続で乗って
       しまいました。
       「バックドラフト」は、映画のラストででてきた化学工場の火災のシーンを体験する
       アトラクション。
       目の前が火の海になって、すぐそこでドラム缶がボン!とかいって爆発する。
       熱風でやけどしてしまいそうな迫力。
       安全だとはわかっていても、かなりドキドキものでした。

    ★ロサンゼルスを歩くちょっとだけ
       ワタシたちの泊まったウェスティン・ボナベンチャーは、ダウンタウンのど真ん中にある、
       全面鏡張りのハデハデなホテルです。よく映画に使われてますね。
       時間があいたので、ちょっとお散歩に行ってみようということになりました。
       事前にガイドブックで、ホテルから歩いていけるところにRobinson’sというデパートが
       あって、地下の食品売場がおもしろい、ということだったので行ってみることにしました。
       地図を見ながら、「この道をまっすぐ行けばいいのね」って感じでずんずん歩いてたんです。
       大きいお店なので歩いていればすぐわかると思ったのに、行けども行けどもない。
       だんだん人通りが少なくなってきて、そのうち、道ばたにホームレスみたいな人がすわって
       たりとか、なんだかすごくヤバい雰囲気になっちゃったんですね。
       こわいし、しょうがないからあきらめて来た道を戻っていきました。入り口とか窓が全部
       封鎖された廃ビルのような建物の前で何気なく見上げると、字を塗りつぶされた看板が。
       どうも、それ、塗りつぶされてはいるけど、「Robinson’s」って読めるんです。
       どうやら、つぶれてしまったようです・・・。(^_^;)
      



こんな感じで、感動したり、ちょっとドキドキしたりしながら思い切りハネをのばした7日間でした。
3回目のアメリカだったけど、今回は人に連れられて歩くというのではなく、
自分たちで好きなように動けたので、これまでとは違った充実感のようなものがありました。

帰ってくるなり、また行きたくなり、なんとなく来年のフロリダ行きが現実味を帯びてきたのでした・・・。


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