香川県坂出市白峯展望台の万葉歌碑
香川県坂出市白峯展望台（しらみねてんぼうだい）にある万葉歌碑を見て来ました（2013/2）。下の写真です。
歌
霞(かすみ)立つ 長き春日(はるひ)の 暮れにける わづきも知らず むらきもの 心を痛み ぬえこ鳥 うらなけ居(を)れば ・・・（巻1-5 の一部） ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
（作者） 軍王（いくさのおおきみ）。
（大意） 天皇がお出ましになっている山を越えて吹く風で私の袖が翻り、旅先の身である私はさびしさに心の底から思いがつのる、という内容の歌の一部。
山越しの 風を時じみ 寝（ぬ）る夜おちず 家なる妹を 懸（か）けて 偲（しの）ひつ（巻1-6） ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。
（作者） 軍王（いくさのおおきみ）。
（大意） 山を越えて吹く風が絶え間ないので、一人寝る夜はいつも家に居る妻を偲んでいる。
正面には長歌(巻1-5)が、左側面には反歌(巻1-6)が刻まれています。下の２枚の写真です。
所在地
香川県坂出市高屋町の白峯展望台にあります。下の地図のマークのところです。