鮎釣行記
●那珂川釣行:8月16日(火)

烏山大橋下流
 今日は久しぶりに那珂川の本流で竿を出した。このところの那珂川は釣れ始めたとのことで烏山大橋及び境橋の2か所で竿を出した。
 オトリ屋さんで養殖鮎2尾を購入し烏山大橋の下流の左岸の土手に車を止めて写真2の下流の浅場から中州側に川切りして左岸よりを攻める。写真2
 開始時刻は10時丁度となった。竿は8.5mの急瀬竿で水中糸は複合メタルの0.03号(1.14kg)を選択する。ハリは2本ヤナギ。
 竿に仕掛けをセットしオトリに鼻環を通して写真2の上流からスタートする。ここの流れは流心が左岸側に寄っていて中州側から攻めるのが正攻法だ。
 開始して一流し目は反応がない。なので立ち位置を1歩ほど沖に出て探るがやはり反応がない。更に沖に出るも反応なし。更に下流に下り同じように探る。しかし、反応がない。竿1本分ぐらい下ったところで待望のアタリがあり野鮎がヒットする。1匹目なので慎重に無理せず下流に下りながら取り込もうとして弛みに寄せて引き抜くとロケット発射となる。開始10分の出来事だった。
 気を取り直して釣り再開、更に5mぐらい下ったところで再び野鮎がヒットする。だが、これもロケット発射でバレてしまう。悪いことは続くもので掛かった3匹目もロケット発射となる。この流れは青ノロが多いが掛かることが判っただけ良しとする良いことだけイメージして再開する。長い期間鮎釣りしているが3匹連続バラシは初めての出来事だ。開始30分での出来事だった
 これだけバラシが続くと嫌になるが気持ちを立て直して再開する。3匹目が掛かった下流の5mぐらいで再びヒットする。下りながら流れの緩いところで無事1匹目を背掛かりで手にする。
 その後は12時までに写真2の右岸よりの流れを攻め20~22cmまでの良型を5匹追加する。
 左岸側から攻めれば1,2匹は追加できるかと考え左岸からも攻め直してみたが追加できなかった。
 昼食休憩後は写真1のポイントは分流を含めて先行者がいたので移動することにした。
 移動先は烏山大橋と下野大橋の間の午前中の釣り場から5、600m下った位置の流れを見たが流れの状態や先行者の様子から判断しパスする。ならばと境橋に向かう。

境橋上流
 到着した時刻は13時を過ぎていたが早々に支度をして釣り開始は1時15分となった。
 先行者は写真4の流れに左岸側を胸まで立ち込んでいる釣り人1名、膝上までたち込んでいる釣り人1名の計2名と写真3の更に上流のトロの吐き出しに1名がいる。なので、釣り場は写真4の上流部からスタートする。ここは手前に良い石があり良く掛かるポイントだ。
 先ずは飛びつき鮎を狙って早めの引き釣りで探る。反応がないので上流の写真3の流れを攻めてみるが10分ほど引いて反応がない。再び、スタート地点に戻って今度は下流に移動する。すると、強烈なアタリがあり野鮎がヒットする。無事、境橋での今シーズン初の鮎(20㎝超え)をゲットする。その後は、この流れの筋で5匹を連続でキャッチする。
 アタリが遠くなった処で写真4の橋の上流20mぐらいに移動する。ここの流れは以前より深くなっていてイメージしていたのとは違っていて流れが悪くなった?15分ほど探って反応なしで見切る。
 次は写真3の上流部の流れがカーブしている上流にある急瀬まで上るが青ノロ多く食み跡も少ないようだ。下流のカーブ地点まで下って左岸よりを探るが10分ほどで断念する。午後3時を過ぎたので再び写真3の沖目を探ることにして下る。
 トロの吐き出しからオトリを入れ探る沖に出てゆくと反応があり野鮎がヒットし無事ゲットしたが小型で15㎝程だった。が、この流れの筋は攻めれれていないと判断し攻めると良型がボチボチと掛かり、境橋で10匹を達成した。その後も下りながら攻めてみたが追加できず竿を仕舞った。
 午前中は初めて開始直後の3連続バラシ、掛かりどころが悪く2匹引船内で死んでしまう(即クーラー行き)などトラブルが多く苦戦したが午後は動いた結果流れを観察でき、それなりに釣果も出たので満足です。
 今シーズンの那珂川はやっと釣れ始めたようです。これから鮎も下りに入り上った鮎が下るでしょうから今後が楽しみです。

写真1
烏山大橋下流
烏山大橋下流
(左岸側から上流を望む)

写真2
写真1の下流
写真1の下流
(左岸側から下流を望む)

写真3
境橋上流
境橋上流
(右岸側から上流を望む)

写真4
境橋上流
写真3の下流
(右岸側から下流を望む)

写真5
今日の釣果
今日の釣果
死んだ2匹を除く

天候 晴れ
スタート時の水温 23.0℃
水量 平水
釣り場
竿 急瀬 8.5m
仕掛け 天井糸 フロロ 0.8号
水中糸 複合メタル 0.03号
2本ヤナギ プロトンボ8.5号
開始時間 10:00
終了時間 16:45
釣果 16匹
15~24cm