●鮎釣行記 
箒川釣行:10月28日(土) 

福原橋下流
 今日は納竿しようと何とか時間を作り午後から竿を出した。今日は久しぶりの箒川だ。確か6月4日以来かと思う。今年の箒川は小型主体なので敬遠していた。しかし、那珂川本流が好くないので今日は箒川で納竿しようと考えた。
 浄法寺橋下流付近は小生が釣り場に着いた頃は土曜日ということもあり釣り人で賑わっていた。小生の釣りは動いて掛ける釣りスタイルなので結局パスして釣り人の少ない浄法寺橋と福原橋の間に入る事にした。
 今日の仕掛けだが竿は青メガトルク9m、水中糸はメタルの0.1号、中ハリスは0.8号、ハリはしわり系の7号4本錨で開始した。釣り場は駐車場から下流の左岸側の分流からスタートする。時間は11時である。先ずは写真1の流心付近から攻めてみる。反応なし。次に対岸寄りを重点的に攻めてみる。ここも反応なし。写真2の上流で待望の1匹目が掛かる。13㎝ぐらいの小型鮎だった。このころから雷雨となったので竿をたたんで中断する。再開は12時近くとなった。再開したのは分流は鮎が少ないと判断し本流の写真4の瀬の肩からスタートする。直ぐに小型鮎が掛かる。この後はボチボチ程度にかかるが小型鮎ばかりなのでケラレが多い。結局、ここで小型ばかりを5匹追加して掛かりが止まったところで遅めの昼食タイムとした。
 昼食後は写真3の流れが開いていたので竿を出すことにした。写真3のタナに見える流れである。上流から攻めて見るが掛からない。待望の再開1匹目は15分後であった。やはり、小型である。その後はボチボチ程度に掛かりツ抜けしたところで竿をしまった。前情報通り小型ばかりで大きいもので18㎝弱の黒くサビの出たオス鮎で那珂川水系に感謝して、来季の豊漁を祈念してサビたオス鮎と養殖鮎3尾を放流した。
 これで今シーズンの鮎釣りの納竿である。一年を通して高切れ放流(どんぶり)なしの友釣り開始(35年間)以来初めての出来事があった。これは比重の大きい単線メタルの太めの仕掛けを使用した事によるものと考えている。又、付け糸や中ハリスを太く短くしたことも影響していると思われる。来季も単線メタル(ダイワのハイパーエムステージEXorバリバスのスーパーメタル)の太仕掛けで楽しもうと思う。
 尚、那珂川は年々鮎の釣れ具合が悪化している感じです。特に青藻が多く、8月頃の夏の盛りには釣り人がいない地区もあり辛いシーズンでした。それに比べて鬼怒川は絶好調で今年は鬼怒川通いが多くなりました。鬼怒川の抱卵したメス鮎の塩焼きは家族に好評で来季も鬼怒川通いが多くなりそうです。それに、自宅からは鬼怒川の方が近くなので80歳のなった小生には車の運転も短時間がベストです。『那珂川の友釣り』から『鬼怒川の友釣り』に変更しようかと・・・(笑い)

写真1
分流の上流
分流の上流
(右岸側から上流を望む)

写真2
分流の下流
分流の下流
(右岸側から下流を望む)

写真3
本流の上流
本流の上流
(右岸側から上流を望む)

写真4
本流の下流
本流の下流
(右岸側から下流を望む)

写真5
今日の釣果
釣果

天候 曇り一時雷雨
スタート時の水温 16.2℃
水量 平水
釣り場
竿 早瀬抜 9m
仕掛け 天井糸 エステル 0.8号
水中糸 メタル 0.1号
  メタル 0.05号
4本錨 キープ7号
開始時間 11:05
終了時間 15:10
釣果 10匹
13~17cm