中妻オトリ屋下流 今日の午後は中妻オトリ店の下流の瀬を左岸側から攻めてみた。前に竿を出した時に左岸側の石が良く磨かれていたので今回は左岸側から攻めてみることにした。 左岸側から竿を出したのは小生を入れて3名だった。右岸側は7名程度竿を出していた。左岸側は動けそうだが右岸は動けそうにないので左岸立ちは正解だったようだ。 今日の水温を計ると27度を超えていて雑に扱うと鮎が直ぐに弱りそうな感じだ。 今日の仕掛けだがエアーメガトルクの早瀬抜きにSMTソリッド穂先を装着した9mの竿、水中糸は単線メタルの0.1号、下付け糸は0.4号を25cm、中ハリスは0.6号である(何時もの仕掛けだ)。 先ずは写真2の中程からスタートする。竿に仕掛けとオトリ鮎をセットして自分の前から沖に泳がすと2m位を泳いだところで瞬殺で野鮎がヒットした。オトリ頃の鮎でスタートダッシュに成功する。これは入れ掛かりかと期待したが後が続かない。やっと掛かったと思うと雑魚で本命の鮎は掛からず上流に上って攻めるも時間が過ぎてゆくだけ。待望の2匹目は写真1の上流の流れでオトリを2匹目の養殖鮎に替えて沖に出した時に掛かった。掛かったのは良型(23㎝超え)の鮎で手前から沖に出した時に掛かったものだった。 しかし、その後も掛かりは遠くテンポよく野鮎が掛からない。厳しい釣りを強いられた。それでも忘れた頃に掛かる1時間で1匹ペース位は写真1と2の間を流れの筋を替えながら攻めると掛かったくれた。 周りは釣れないので止むを得ない状況だ。こんな関係で今日はツ抜けは無理と考え竿をしまう5時までにできるだけ数を伸ばそうと釣りに集中した。そんな中水中糸に流れてきた草に単線メタルの撚れてしまい切れてしまうアクシデントに見舞われた。幸いにも撚れを直す時に切れたのでオトリは無事だったが・・・ガッカリだ。 水中糸を複合メタルの0.03号(引張強度1.14kの表示)に張り替えた。しかし、掛かるテンポは相変わらずで掛かりが悪い。オトリも元気な鮎がなくなり、やむなく背バリを掛けて引き釣りから泳がせ釣りへと釣り方を替えた。これが正解で掛かるテンポが早くなった。テンポが良くなると元気なオトリが手にできて好循環の釣りができるようになった。掛かった鮎の数を数えてみると6匹となった。3時間半で6匹となり時速2匹弱となった。しかしツ抜けには程遠い釣りとなった。4時半を過ぎたころから写真2と3の間の流芯脇で入れ掛かりが始まり20㎝超えの鮎が4連続の出し掛かりとなった。掛かりがなくなった5時ころに竿をしまった。入れ掛かりでツ抜けは達成できたが厳しい釣りの日だった。 超渇水のため高水温で引き舟の鮎は死んでしまう一本手前だったが攻め方を替えて何とか形が出来ました。好い勉強になりました。 胴調子の柔らかい竿に柔らかいSMTソリッド穂先と背バリで引き抜きに苦労しますがオトリを弱らないように扱うことができるので竿と背バリのお陰でツ抜けできました。このところ使用していた8.5mの急瀬竿とノーマル仕掛けでは無理だったと思います。 |
写真1 釣り場の上流 (左岸側から上流を望む) 写真2 写真1の下流 (左岸側から対岸を望む) 写真3 写真2の下流 (左岸側から下流を望む) 写真4 今日の釣果 |
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