●鮎釣行記 
鬼怒川釣行:6月22日(土) 

岡本鉄橋上流
 今日は鬼怒川の岡本鉄橋の上流で竿を出した。鮎釣りで竿を出すのは今回が初である。なので、釣り場全体を覚えておくために分流を含めて竿を出す予定である。
 喜楽養魚場でオトリ鮎を調達し釣り場に向かう。釣り場に到着したのは9時半過ぎだった、早々に一通り川全体を見て、上流にある中洲の下から竿を出すことにした。身支度を整え釣りを開始した。今日の仕掛けだが竿は柔らかめの硬中硬8.5mを選択する。水中糸は複合メタル0.03号、付け糸0.4号を30㎝、中ハリス0.6号を選択する。
 右岸に立ちこみ中洲の直下より竿に仕掛けとオトリ鮎をセットして釣り開始する。やはり渋く、直ぐには追いはなくオトリ鮎は変わらない(身支度を整える間、見える範囲で竿を曲げる姿が見えなかったのでぴは悪いと考えていた)。
 待望の1匹目は開始15分後に写真1の中程の波立ちの下でヒットした。20㎝前後の良型である。掛かる筋と思われるので、その筋の周辺を攻める。すると、直ぐにヒットした。待望の連チャンかと思いきやハヤであった。残念!
 気を取り直して再度攻めなおす。すると、オトリ鮎が横にスライドした瞬間にヒットした。慎重に溜めて無事2匹目をゲット出来た。この後も横へのスライドを意識した攻めで今シーズン初の4匹連チャンとなった。型もまずまずでオトリ頃の鮎をゲットできた。今日は順調に掛かるかと思いきや上流で草刈りが始まったのか草が流れてきて横泳ぎさせると必ず仕掛けに絡むようになり仕掛け修復に時間を掛けることになり中断することになってしまった。結局、草の流れは治まらず午前中は正味小一時間で終了となる。それでも、良型4匹を手にしたので上出来といった感じである。
 午後は1時から左岸の分流の遠くに見える流れが気になり竿を出すことにした。左岸の分流はまだ誰も竿を出していないことから暫く竿抜けとなっている可能性大と考える。午前中攻めた流れを攻める手もあるのだが、ここは左岸の分流にしようと決める。
 分流の下から上流に向かう。小石底の多い流れなので鮎がいるのか心配しながら且つ川見しながら上流に上って行く。50mぐらい上ったところで野鮎の姿を発見する。この流れには鮎はいると確信し上流へ歩を進める。駐車場から200mぐらい上ったところで写真3の流れを発見しそこから午後のスタートに決めた。川見をしながらなので20分ぐらい川の中を上ったであろうと思われる。
 仕掛けは、午前中のままとする。先ずは写真では判らないが波立ちの最上流部から期待を込めて攻めるが掛かるかと思いきや反応なし。数日竿抜けと考えいて少なくとも今日は竿抜けだったので期待したが反応がない。下流に竿2本分下ると強烈なアタリがあり野鮎がヒット午後の初鮎なので慎重に溜めるも痛恨のバラシである。野鮎がいることが証明されたので気を取り直して再度攻めなおす。バラした鮎の掛かった下流で今度は掛かるのが見え野鮎がヒットした。掛かった鮎が変な動きが見えたので今度もバレないか心配だったが無事ゲット出来た、それも背掛かりで良型をゲットできた。この後は出し掛かりを絵にかいたような状態で数を伸ばしツ抜け達成し12匹となったところで、次回は西鬼怒川の合流と決めているので未だ2か所のみではまだまだ攻めて見たいが流れがある。攻めれば2匹程度は数を伸ばせるるが見切る決断をして右岸側の本流の流れに入る。
 右岸の流れは水深もあるが青藻が生えており魅力的ではない。特に今シーズンの鬼怒川、深場で好い思いをしたことがない。出来れば水深の浅い流れがあり青藻がなく綺麗な石をさがして枝分かれした本流をざっと乍ら攻め下る。が、先行者も竿を曲げる様子が見られない厳しい状況だった。時間のロスが多かったが初めての岡本鉄橋の上流でもあり、ポイント探しも楽しみ方の一つである。左岸の分流のようにお宝に当たった時は格別なものがある。
 とうとう、釣果なしで枝分かれした本流を終えた。結果は疲れたのみである。
 次に竿を出したのは岡本鉄橋の上流の写真2である。昼の休憩時間に話をした釣り人が竿を出していたので、話を聞くと『2匹だ』と話をしてくれた。やはり今日は厳しい状況だった。1匹掛かれば好いとの考えで攻めてみる。水量計の上流20mぐらいから探り始め掛かったのは水量計の直ぐ上の流れで掛かった。やれやれである。更に攻めてみるも追加できず。一通りこの周辺の川の状態を把握出来たことや午後5時近くになったので竿を仕舞う。
 結局、13匹で終えた。掛かる流れが極端で場所ムラが大きい感じがした。この周辺はこの様な感じなのでしょうか?引き釣り主体で攻める小生には梅雨が明ける場での辛抱が続きます。
 次回は西鬼怒合流にしようと考えていたが新幹線鉄橋~高速道路か迷います。
写真1
釣り場の上流部
岡本鉄橋上流
(左岸側から上流を望む)

写真2
釣り場の下流部
写真1の下流
(左岸側から下流を望む)

写真3
左岸分流の流れ
左岸の分流
(中洲側から左岸を望む)

写真4
釣果
今日の釣果

天候 曇り
スタート時の水温 18.0℃
水量 減水20cm?
釣り場
竿 硬中硬 8.5m
仕掛け 天井糸 フロロ 0.8号
水中糸 複合メタル 0.03号
4本錨 谺7号
開始時間 10:05
終了時間 16:55
釣果 13匹
16~21cm