●鮎釣行記 
鬼怒川釣行:6月16日(月) 

飛山上流
 今日は今シーズン初の飛山釣行となった。飛山周辺で竿を出している釣り人は7人と少ない。特に左岸から竿を出している釣り人は1名とガラガラ状態である。今シーズンの鬼怒川は板戸大橋から下流は釣り人が少ない。あまり釣れていないので釣り人が少ないのである。長浜の瀬で竿を出している釣り人が少なく今日もガラガラだった。
 身支度を整えて釣りを開始したのは10時半頃だった。今日の仕掛け、竿は急瀬クラスの8.5m、水中糸は単線メタルの0.1号、下付け糸は0.4号20cm、中ハリスは0.6号23cm、ハリは谺7号の2本ヤナギである。
 釣り場は瀬の肩周辺から釣り始めたいが先行者がいて無理なので瀬肩から50mぐらい下流のザラ瀬の下流から開始する。
 竿に仕掛けとオトリ鮎をセットして流れに放す。オトリは元気に泳いでいるが追いはない。時折、強い風が吹いてくる。胴調子の竿が風で煽られる。一年ぶりに使った竿だが感度が悪い。鮎を掛けるのは柔らかい竿が良いのだが敢えて今日は穂先を1.5mmにして使用したが活性の低い野鮎には不向きのようだ。感度は落ちるが野鮎が掛かった時にはスムーズに引き抜けるので感度を犠牲にしたがやはり感度が悪く楽しみ半減で面白みがない。竿の選択を間違えたようだ。一通りこの流れを攻めた後は竿を早瀬抜の8m(ソリッド穂先)に替えようと思う。10分程度攻めていると浅い流れ掘れこみで手ごたえがあり野鮎が掛かったようだ。穂先1.5mmの胴調子の竿をためると徐々に野鮎が浮いてきて1匹目を無事ゲット出来た。18㎝ぐらいの追い星の出た綺麗な鮎だった。この野鮎をオトリにして更に攻めてみるが元気な鮎でも次が中々掛からない。沖に出て行くが石組みが沖は悪い。なので、徐々に手前の流れに戻って攻めてみると待望の2匹目が掛かるが小さいサイズで15cm弱の小型鮎だった。結局、小一時間攻めて2匹の釣果だった。ここで、車に戻って竿を早瀬抜(ソリッド穂先)の8mに替える。瀬肩周辺では2名の釣り人が竿を出しているので、その上流を流れの中程から左岸側の際まで攻めてみるが時間だけが過ぎただけで釣果なし。今までの鬼怒川は釣れる流れと釣れない流れがはっきりしていて釣れない流れは早く見切った方が好い。
 次に向かったのは瀬の開きの脇の流れで石色の良い浅い流れを攻めることにして100m位下流に下る。開きでは反応なし。徐々に上流に引き上げて攻める。20m位攻めたところで強烈なアタリで野鮎がヒットした。竿が短いのとソリッド穂先なので取り込みが難しいが下りながら手前の流れに寄せて無事引き抜く。18cm級の色の白い野鮎だった。時間も12時を回ったが先行者がいなくなったので瀬肩周辺の浅場を攻めると更に1匹を追加できた。掛かりどころが悪くバラシもあったが午前中は12時半まで攻めて2時間で4匹の釣果だった。
 午後は柳田大橋の上流の瀬で竿を出そうと移動することにした。

柳田大橋上流
 橋の上流の瀬やその上は釣り人がいない。さらに上流に車を走らせる。車を停めた流れも気になるが先行者がいて竿を出せないので更に上流の写真のザラ瀬の中段のタナ周辺で竿を出す。身支度を整えようとしたら前の釣り場に椅子を忘れてしまったらしく引き返し忘れ物を回収する。時間のロスで20分ほど時間をロスってしまった。
 身支度を整え上流にあるザラ瀬に向かう。ザラ瀬の肩周辺で竿を出すため先行者に挨拶してその方の50mぐらい上流で竿を出した。手前の流れから沖に攻めてみるが反応なし。増水しているので流れが強いようなので沖に出るのは掛かりそうもないと判断して10m位下流の浅場のタナでヘチから攻めてみると沖に10m程度出たところで強烈なアタリがある竿を絞るが穂先が柔らかいので掛かり鮎が浮いてこない。慎重にやり取りして手にしたのは追い星の綺麗な20cm弱の野鮎だった。この周辺で更に4匹を手にした。中段のタナから瀬の開き付近まで攻めてみたが瀬の開きは全く追いがなかった。浅場で石の色が好い、この2条件が揃ったポイントが掛かるような感じでした。4時半まで竿を出し9匹となったので何とかツ抜けしたいものと考えて頑張ることにして下流の瀬肩周辺が空いたので下って攻める。10匹目が掛からず、浅場のタルミで雑魚が掛かるなど苦戦するが瀬肩の上で待望の10匹目(小型15cm)が掛かり竿をしまった。

 今日は時速2匹でした。瀬肩周辺、石組みの良い浅場が良いようで流速のある瀬や深みには野鮎がいない様で鮎の活性がまだまだのようである。柳田大橋の下流の瀬が釣り人が多くいたので普段は釣れるところなのでしょう。多分、今日は高水なので苦戦してるでしょうね竿が曲がる様子はなかったので・・・。
 他の釣り人には冷水病の鮎が掛かったとの話がありましたが小生には掛かりませんでした。流れている鮎もいなかったので冷水病が出た実感がありませんでした。不明です。
 また、最近はヤナギハリを多く使ってます。4時間ぐらいの釣りなら2本もあれば何とかなります。コストや環境にもやさしい釣りです。

追伸、釣り場でお会いした地元の方、下妻市から来られた方には楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。また、釣り場でお会いできるのを楽しみにしております。
写真1
飛山のスタート地点
今日のスタート地点
(右岸側から対岸を望む)

写真2
飛山の上流
スタート地点の上流
(右岸側から上流を望む)

写真3
釣り場の下流
駐車場前の流れ
(写真1の下流)

写真4
今日の1匹目
今日の1匹目

写真5
柳田大橋上流
柳田大橋上流
(右岸から上流を望む)

写真6
釣り場の下流部
写真5の下流
(右岸から下流を望む)

写真7
釣果
今日の釣果

天候 晴れ後曇り
スタート時の水温 20℃
水量 増水10cm
釣り場
竿 急瀬 8.5m
  早瀬抜(ソリッド穂先) 8m
仕掛け 天井糸 フロロ 0.8号
水中糸 メタル 0.1号
2本ヤナギ 谺7号 
開始時間 10:30
終了時間 17:05(実質4.5時間)
釣果 10匹
14~19cm