ブレンダン個展NYわくわくレポート♪

by Jam さん


2004年10月12日、JFK空港に無事到着。

NYのとあるアパートでの夜、ベッドに入ってもなかなか寝付けない。
…だって〜〜! 明日はブレンダンの写真展に行くんだもん♪

10月13日、朝10時ごろ32丁目のアパートを出発。
最寄の駅から地下鉄で数分揺られて、Prince St.駅で下車。
方向音痴のわたしの珍道中はここから始まった…。

出発前、わざわざブレンダンのギャラリーの目印
垂れ幕(バナーと言うのですか?)の画像をメル友の
Mおねえさまから送っていただき、「絶対まちがえっこないから!」
とのお墨付きをいただいていたのでなぜか自信たっぷり。
地図も全く見ずに出発進行〜〜!

しかし、1ブロック、2ブロック…と進んでも進んでもブレンダンの
垂れ幕は見えてこない?
「おかしいなぁ〜???」
ここでやっと地図を広げてみる。
…しかしこの地図もクセ者でして、地下鉄用の地図を
プリントアウトしてきただけのお粗末な物なので超アバウトな
作りなのだ。
けれど、この時点でありえない地下鉄が目の前にある。
「Canal St.駅?」
全くの逆方向をひたすら歩いていたのだっ! 
「こ、これはイカン!」
すぐさま来た道を引き返し、また歩き出したのだが
何を思ったか?1本横道へ入って歩き出してしまった。
今でもなぜあの横道へ入ったのかは不明だが、この行動が
のちに迷子の子ブタを1匹生むことになる…。

この横道を歩き始めて15分、まだ自分の位置がわからない(涙)
これじゃヤバいと思い(今ごろ気付くかっ!)コンビニに駆け込む。
中東系のお兄ちゃんに住所を言って教えてもらうが、このにーちゃん
訛りが強すぎて、何回聞き返してもようわからん。。。
しかし、指差ししてもらった方向を信じてまた歩く。
…が、だんだん人気が少ないエリアに入って行ってしまった!
この時点で最初駅に着いた時間から1時間経っていた…(号泣)

地図と手帳に書いた住所とにらめっこしながらキョロキョロと
歩いているとトラックに荷物を積んでいる黒人のお兄さんと
目が合う。
とりあえずニコッとし、「ハ〜イ!」
するとおにいちゃんが「どうしたの?」と声をかけてくれたので
「わたし迷子なの、この住所に行きたいんだけど分かる?」
今度は的確に道を教えてくれた。
そして、歩くこと数分。
Mおねえさまのご紹介の画像どおりのブレンダンの垂れ幕が
ご登場!
涙がチョチョ切れるほどうれしかったっス!!!



1階の狭い入り口にはガードマンのお兄さんが居て
「御用はなんですか?」と。
「ブレンダンのギャラリーに行きたいんですが」
「それなら5階です。」
小さなエレベーターを使って5階に降りるとすぐ目の前に
「Leica Gallery」の文字が。



中に入ると品の良さそうなおじ様とおば様がいる。
どうやらギャラリーの職員のようである。
「中を見たいのですが、有料ですか?」
「無料ですよ、楽しんでね♪」
早速カメラを出し、館内を激写!(写真の許可は取りました)

パシャパシャと撮って、パンフレットのあるコーナーを発見!

おもむろに数十枚ほどゴソッと手に取っていると
一人の金髪男子がわたしに話し掛けてきた。
「つまんないよ、これ。」
「は? つまんないって、この写真展の事?」
「そうだよ、つまんないよね。この人だれなの?有名な人?」
な、なんじゃとーーーーーーっ!
おまえはブレンダンを知らんのかーーーーーッ!!!(激怒)
「ね、あなた、ブレンダン・フレイザーを知らないの?」
「うん、知らない。」
「彼は有名なハリウッドスターなのよ、The Mummyとか
George of the Jungleとか・・・・・・・・・・・・(ありとあらゆるタイトルを
並べる)に出てる有名な俳優さんで、アマチュアカメラマンでも
あるの。それで今回個展を開いてるのよ、ほんとに彼の事
知らない?」
「全然、聞いた事ないよ」
わたしはしばらく言葉を失った…。
どうやら彼の英語はアメリカ英語でもイギリス英語でも
なさそうなアクセントときれいな金髪からしてヨーロッパの非英語圏の
どこかの国の人らしいと判断。
…にしても、知らない人の個展をどうやって見つけて入って
来たのだろうか?

さらに彼は口を開く。
「キミはどこから来たの?」
「わたしは彼の個展を見る為に日本から来てるのよ!」
「ふ〜ん」
いかにも不可解そうな返事である。
そして、大量に積んであるパンフレットの上に先に取っていた
自分のパンフレットを「ポイッ」と放り投げるように戻して
去っていった。
「アホんだらーーーーッ!興味がないんやったら来るな、ボケッ!」
と、言いたかったが、ブレンダンファンとしては品位を損なうような
言動は慎まなくては!と思い、言うのをやめた。

気分を取り直して、今度はゆっくりと一枚一枚写真を見て
廻った。
中には自分の顔を撮っている物、日本人レポーターを
撮った写真など(うらやまし〜〜♪)があった。



最後にゲストブックに記帳をして、他のページものぞいてみる。



すると、他にも2、3名ほど日本人(男性)が記帳をしていた。
けれど文面からして写真が好きな人らしいと判断。
でも、ブレンダンの写真展をわたし以外の日本人もちゃんと
観に来てくれていると考えると、すごくうれしかった♪
このゲストブックには他にも多数のファンが記帳をしていた
のですが、はたしてブレンダンは見てくれるのだろうか?
という疑問が湧いてきて、館長さんに尋ねてみた。
「このゲストブックはブレンダンは見てくれるんですか?」
「もちろん彼に渡しますよ。だからたくさんメッセージを書いて
TEL番号やEメールアドレスも書いておいてね♪」

うぉ〜〜〜〜!!!(感涙)
わたしの書いたメッセージが彼に届くのねっ!
…単語とか文法とか間違えまくった汚い字で書いた
メッセージを彼が見るのね。。。ど、どうしよう!?
ま、しようがないわよ!(開き直り) 元々文章がスラスラと
書けるほど単語も知らないし、スペルも分かんないもん。
一応、書いた内容はというと…

「わたしはあなたの写真展を見る為に日本から来ています。
日本のブレンダンファンはみんな、あなたを心から愛しています。
どうか、ずっとすばらしい俳優を続けてください。
また日本であなたに再会できる日を心から願っています。
あなたの日本の友人より…」

皆様、すみません!
あまりの緊張+アホなわたしで、こんな内容しか書けませんでした。
写真の感想も書けばよかったと後で思ったのですが
素人なので写真の事もよく分からないし、ボキャブラリーがない
ので無理でした…。
(管理人注:「とんでもございません!素晴らしい!愛に溢れたレポートです!^^)

その後、最終日にももう一度ギャラリーへ出向き(今度は迷わず
行けました^^;)、何度か出入りしましたが、ブレンダンは
来なかったみたい。。。
ほんのちょっとだけ期待してたんですけどね〜。
でも、この日は一般のお客さんがたくさん来ていて
みんな、ブレンダンの写真展を観に来てくれたんだと思うと
とてもうれしかったです♪

最後に
長々と読んでくださった皆様、 本当にありがとうございました!
そして、わがままを聞いてくれて送り出してくれたダーリンにも
感謝、感謝♪でございます(^^ゞ ありがとね、ダーリン♪
(管理人注2:「ごちそうさま〜♪」^^)

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Jamさん、大変お疲れ様でした!
たくさんの画像を提供してくださり、ほんとうにありがとうございました!
m(-_-)m

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